∞の庵

5人しかいないけれど、5人がいる

マネージャーは基本いらない忠義さん、33歳になる

忠義さん!
33歳のお誕生日おめでとうーー!!

ドラマ、オンタイムで見てなくて申し訳ないが
色んな意味で話題になっているらしいね。
やっぱりこうしてドラマで俳優姿が見られるのは
なんとも誇らしいな…それが決して主役じゃなくてもさ。

ずっと典型的な王子様系の役が多かった忠義さんが
綺麗なだけではない役を演じることが増えてきたのは
俳優として嬉しいけれど
それは忠義さん自身の「冷静で理知的」な部分が
人柄として出てきたからかなとも思っている。
ま、もちろん年齢的なこともあるだろうけどね。

先日のオールナイトニッポンでは、新マネージャーの
「きみたかくん」の話をしていたけれど、そこから派生して
タレントとしてどこまでマネージングされるべきか
むしろ、されないでいるべきかということを
滔々(とうとう)と語っていて、その熱さに多少ヒヤヒヤした。

実生活がいかがなものなのかは置いといても
「基本マネージャーはいらない」という考え方は頼もしく
「自分のことは自分でする」という当たり前の感覚を
持とうとしてくれることはファンとしてもとても嬉しい。

普通に暮らしていたら当たり前のことが
人気タレントになると当たり前にできなくなり
周りで保護されなきゃできなかったり
逆に保護されているから自分は特別でいていいと思うと
人として生きる道がどんどんズレていく。

だからといって一般人がまともかというとそうではないけれど
彼らがまともでいられるためには
自分でちゃんと意識しておくことは一般人より求められるから
普段から何事に対しても強く強くいてほしいなと思う。

あれれ、何の話だ、お誕生日お祝いだった。

このタイミングでこんな風に語ったのも
何かしら色々と考えていてつい出たことなのかな。
忠義さんがこの感覚を忘れずに
これからも過ごしてくれることを心強く思っている。

ついでにお酒の飲み過ぎとはしゃぎすぎにも気を付けてほしいが
このことは一般人より、いや、芸能人の中でも
割と激しい方だってことは自覚しているだろうか。
みんなと楽しく過ごすことも大切だけれど
お酒の限界点が年齢と共に低くなり
お酒以外でも楽しめることを見つけて時間を過ごし
大人の男としてより深く渋みがでてくることにも期待している。

そうしていつか、「自分だけが子供で反省した」とこぼした
あの時間が大きなバネとなって
俳優としてもグループとしても彼が望む頂(いただき)へ
昇りつめることを楽しみにしている。

まだまだ。これからだね。

ちなみに、このマネージャー話をしてくれた日のラジオで
新ロマネを聴いたが、動悸が激しくなるような苦しさに襲われ
情けないが到底落ち着いて聴いていられなかった。

だがその前後でもマイペースに話す忠義さんは頼もしくて
夏までの長い期間を耐え忍ぶには
こうして生の明るい忠義さんの声を聞けるのはありがたく
これからも大きな心の拠り所となりそうだ。

「自分だけが子供で反省した」と言った末っ子は
素直な気持ちを語り、大きな仕事をこなしながら
今日もファンを支えてくれている。

「角煮事件」マル側の見解

先週のサタプラの話で申し訳ないが
最近噂の「角煮事件」について
マル本人が翔様にご説明していたのが気になったので
書き残しておこうと思う。

そもそもこの「角煮事件」はヨコがトキカケに出た時に
自分はその場にいなかったのにも関わらず
グループの仲の良さをご紹介するのに
たかが角煮弁当で亮ちゃんとマルがケンカして
それをヤスが仲裁したという話をした。

その後同じくゲストに来た亮ちゃんが
「角煮」のことではなくてお弁当が無いスタッフもいるのに
他のお弁当から角煮だけを取って食べたマルに怒ったという
亮ちゃんなりの真相を話してくれたが
マルがどう捉えているのかはわからなかった。

そしてついに先日のサタプラで
映画についてインタビューしていた翔様に
「嵐様はケンカをするのか」と尋ねたら
逆にエイトはケンカするのか(してそう)と返されて
この逸話を話すことでマル側の見解も知れたのだ。

ここでマルと亮ちゃんの見解の違いを比べてみよう。

亮ちゃん
①お弁当が食べられないスタッフがいるのに
他のお弁当から角煮を盗って食べたマルが許せない
②ヤスに胸倉つかまれて「年の瀬やろが!」と叱られた

マル
①「肉盗ったのは誰だ」と言われたが
自分が盗ったのは「角煮」なので黙っていたら叱られた
②ヤスに「角煮でケンカするな」と叱られた

マルは角煮をもう少し食べたかったので他のお弁当から拝借したが
たまたまそのお弁当を亮ちゃんが手に取ってしまった。
亮ちゃんは「肉がない!(誰や盗ったのは?)」と叫んだので
「角煮は盗ったが肉ではない」から黙っていたら
益々叱られてしまい
「角煮ぐらい他のお弁当から取ったらいいやん」と言ったそうだ。
つまり、亮ちゃんの他のスタッフへの気遣いは理解していない様子。

むしろここで問題なのは
亮ちゃんの気持ちを理解する以前に
「角煮」がマルの中では肉類に属していないことだ。
「肉」は「牛」だと思ったのだろうけれど
あれだけ「ひき肉ひき肉」て歌っているのに
別物だと思う理由はなかろう。

亮ちゃんの思いやりから発したこの事件の根底に
亮ちゃんが「角煮」とは言わず「肉」だと言ったから
すぐに白状しなかったというマルのいやらしさが
キラリ光る。

亮ちゃんが怒った本当の理由はもうマルも知っていると思うが
翔様に説明するのにあえてそこが省かれているのも興味深い。
「角煮を盗って黙っていたら叱られた」の方が
面白いという算段がマルの中で働いたのだろうか。

残念だったのは、ヤス独特の仲裁は
亮ちゃんの胸倉つかんで「年の瀬やろが!」
と言ったからこそ面白いのに
マルの説明ではそこが変換されて
普通に「角煮でケンカするな!」
と言ったことになっている。

世間にヤス独自の世界を知らしめる機会を
逃したことが悔やまれるがマルなので致し方ない。

とにかくこの
精神的な面では繊細で細やかな気遣いができるのに
物理的な面ではアバウトで屁理屈こねるマルと
精神的な面では大らかで男気あるが
物理的な面では律儀な亮ちゃんの違いが成した事件だった。

ちなみにサタプラのその翔様へのインタビューでは
あまりの緊張からすっかり翔様にのまれていたが
映画の魅力よりむしろ同年代ジャニーズの
楽しそうな雰囲気が伝わってとても楽しかった。

ぜひ引き続きマルをインタビュアーにしてお相手の魅力と共に
インタビューしているマルの人柄をも見せる機会を
今後も頂きたい。

泣き顔じゃなく幸せな笑顔に記憶を塗り替えて

ヨコのお誕生日お祝いブログを書こうと
いつものようにここ最近のヨコの様子を思い浮かべて
これからどんなことを楽しみに応援しようか考えたが
浮かぶのはあの会見の時の泣き顔ばかりだった。

もちろんペコジャニにて佐野史郎さんの横で
丼をかきこむやんちゃな顔も
ジャムのリハーサルでトランペット吹いてたら
知らない間に来られていたゲストが歌い出して
ビックリして二度見したかわいい様子や
そのときひょっこりはねていた髪型も浮かんだし
なんならヒルナンでお得意の卵二つぶつけても
一つしか割れないテクをお子ちゃまタレントに見せて
相変わらず驚かせているドヤ顔まで思い浮かんだが
どうしてもあの堪え切れずにあふれた涙が離れない。

「この日が来てほしくなかった」としぼりだした言葉と
メンバーである前に友人である渋谷すばる
あたり前にいた場所から離れていく寂しさに耐え切れず
悲しさを見せた姿が焼き付いているのだ。

もう考えるのはやめようと思うのに
ジャムでヨコがすばるのそばに座っているのや
ペコジャニで向かい合わせにいる姿を見ると
今この瞬間、どう思っているのだろうかと
つい思い計ってしまういやらしさが付きまとう。

だがその辛さは
ヨコが背負って乗り越えていくべきもので
例えファンが心の中で身勝手に思ったとしても
ヨコが前に進もうとする道を邪魔してはいけないし
そんなファンの気持ちが足手まといになって欲しくない。

彼らの友情は彼らにしかわからないのだ。

色んな別れや出会いがあってここまできたが
それらもすべて糧にしてくれるだろう。
だからきっとあの涙でぐしゃぐしゃになった顔ではなく
37歳の新しいヨコが、より幸せな笑顔や
凛々しい表情を繰り返し見せてくれることで
泣き顔の記憶はもっと確かな美しさに塗り替えられる。

これまでと何ら変わらず
いやこれまで以上に
ヨコの強さと可能性を信じている。

お誕生日おめでとう。
ヨコの37歳がやりたいことが力いっぱいやれる
輝かしい1年になりますように。

「泥棒役者」感想〜轟にフォーリンラブ〜

マルの舞台「泥棒役者」の感想を書きたいと思うが
私が見たのは桜が美しく咲き誇った4/6(金)の大阪公演で
かなり以前のことになり詳細が大変ぼんやり。

それでもあえて頭に残る印象を残したいので
映画との違いを中心に書いておこうと思う。

一部演出についても記載しているので
これから観劇するという方はぜひ退避して頂き
共に思い返したり、見られなかった方には
何かしらのお役に立てれば幸いです。

続きを読む

ヤスの優しさは生き物を超えて某機器にまで広がった件

マルの「泥棒役者」観劇感想を書くつもりだったのに
今週も色んなことがありすぎてちょっぴり精神不安定。

山口くんのこともショックで
それなり思うところあるけれど
特に近しく可愛がって頂いている先輩グループで
ファンとしても特別な気持ちを持っていたので
とても残念でならない。

リーダー他メンバーの皆さんのコメントが
グループとして共に生きる責任と重みと
だけど逃げずに受け止める覚悟を持っておられるのが
痛いほど感じられて本当に辛いけれど
先輩たちが積み上げて来られたものは本物だから
その積み重ねと経験が今後の救いになるよう願っています…

でも今日はマルがサタプラで1週間の出来事として
山口くんのことについてコメントするのかと思って
実はとても緊張していたのだけれど
番組自体が事件を扱うことがなかったので
少しホッとしてしまったのも事実。

先週はエイトのことで冒頭コメントしたし
あまり続くのも辛いなと思っていたのだけれど
福岡がオーラスだと思っていたエイトの夏のツアーが
記念日の9/22を初日に台湾でも行われると知って
益々複雑な気持ちで番組を見始めていたので
今朝は見えているものと感情が伴っていなかったな。

初の海外公演でおめでたいはずなのにね。
ごめんなさい。自分が例え行けなくても
大切な記念日の公演はちゃんと日本でやって
感謝とこれからの気持ちを大いに見せて
想いを伝えて欲しかったと思うのはわがままかしら。

でもそんな憂いた私の心をマルは
ウォシュレット開発の話があった後
「うちの安田は」と言いながら
「人にも優しいが(トイレの)ビデにも優しくて
「男子トイレにあるビデもたまに使ってあげないと可愛そう」
と言ってたまに使ってあげる発想のある子なんです」
と紹介し「すまん、ヤス、ゆうてもうた」とカメラに向かって
ふわっと笑い、色んなモヤモヤを少し軽くしてくれた。

(ここからヤスの優しさに関して考えていたら
つい書きたくなったので追記ですが)
女性用に設置されているビデを男性であるヤスが使用するとすれば
当然お尻で使用するしかなく、するとヤスがビデの放水に合わせて
自らのお尻をその放水側に寄せていかねばならないが
その様子を妄想するというよりは
そうまでしてビデの存在を満たそうとするヤスはもう
ヤスの例えでよく持ち出されるナイチンゲールや天使をももう
通り越しているのではないだろうか。(ここまでが追記)

こうしてヤスはビデに自らのお尻を沿わせて
男子トイレにあるがために役割が果たせないビデにまで
優しさを見せているそうだが
いよいよヤスの優しさは人や動物を超えて
温水洗浄便座の機能にまで広がった。

そのうち本当にバファリンの成分をヤスの何かにして
開発される日も来るかもしれないが
その時は商品のみならずバファリンを販売している
ライオン(株)の株をも買って
色んな方面から応援したいと思う。

メガネの真実

あれから約10日が経った。
周りをみると、ウジウジ言わずにしっかりと前を向いている人や
少しずつ進もうとしている人も多い中
やはり出口が見つからずに辛い思いをしている人もいて
本当に心が痛い。

私はと言うとこうゆうブログをやらせて頂いているおかげで
書くために一旦頭を整理することもできる上に
そこに勇気をもってコメント下さる方がいて
ありがたいことにその内容も共感だったり
少しでもお役に立てたという言葉だったりを頂くので
本当に励まされ、前向きに元気に過ごすことができている。

あれからヨコのヒルナン生放送が木曜日にあったが
番組ではこれまで以上にエイトの曲を使用して下さり
ヨコ自身もワカメの恐るべき健康パワーに
「(自分も)訳あって元気が欲しい!」と言って
わざわざネットニュースにまで載っていたが
そんな自ら気遣いを吹き飛ばす発言がとても頼もしかった。

土曜日はサタプラの初っ端でニュースとして取り上げられ
マルのコメントが大いに求められる場面になったが
こんな自分たちのことでと恐縮しつつもスイッチが入ると
つい早口になるマルの癖が丸出しになりながらも
努めて明るく思いを語ってくれた。

一般には明るく感情豊かに思われるマルだが
辛いことや悲しいことに対しては先に優しさが立つのか
自分の感情をどこか斜めにして
嫌な気持ちに囚われないようにしているように見える。
たまにそんなマルが心配になることがあるが
小堺さんを始めマルの周りいるみなさんも
それがわかっていてその上で見守って下さっているようで
改めてマルが良いお仕事をさせてもらっているんだなぁと
こちらまでがありがたく思えた。

そしてなんとあの会見でマルがメガネをしていたのは
欠席となったヤスが最近よくメガネをしていたので
ヤスも一緒に、という気持ちを込めてかけていたのだという
たまらなく痺れる事実を
「こんなこと言うことでもないんですけど」と照れながら
マルがモジモジと語った時には、朝からまた泣けた。

ああーーーもーーーマルってばーーー
という全く語彙力の無い表現で申し訳ないが
まさにもうこの言葉がグルグルと頭をめぐり
マルへの気持ちが満タンになるとと共に涙があふれた。

涙をかくしたかったからでしょ?と突っ込まれた
小沢さんへの回答に一度はのっかるも、そこも嘘がつけず
メガネの理由を教えてくれたことで温かい気持ちになれたし
そんなマルがいてくれることで
関ジャニ∞としてのこれからも安心できると確信できた。

夜はいつも何かしながら聞きする
オールナイトニッポンのオープニングを集中して聞いた。
予想通り忠義さんも思うところを述べてくれたが
会見で自分の態度が周りのメンバーに比べて
「子供っぽかった」と思い反省もしたらしい。

だが多くのファンが思っていると思うが
忠義さんの意見には本当に救われた。
何度も言うが、不満も失望も率直に言ってくれて
聞き辛いことも聞いた結果をちゃんと教えてくれたことで
私たちは前を向けるのだと思う。

自分たちのグループも色んなことがあったという話から
ウチのことも語ってくれた。
「楽になることなんてきっとない
時間が解決することでもない
なかったことにもできないから
ずっとその人が自分の中にいて
抱えながら頑張るしかない」って
絞り出すように言ってくれたのが沁みた。

こうして彼らとも
痛みを分け合えているかのような気持ちにさせてくれる
正直で冷静な忠義さんがいてくれることで
やはりこれからのエイトが安心できるとまた確信した。

そして0時になりスバラジを聞いた。
もしかしたら聞けないんじゃないかと思う程に
寸前まで気弱だったがなんとか聞けた。
というか聞いてはいたんだけれど
聞きたくない、という気持ちが勝り過ぎたか
あまり言葉が耳に入ってこなかった。

会見の内容以上の情報は無かったように思うが
エイターに対して丁寧に語ってくれていたように思う。
「申し訳ない」という気持ちが伝わったが
もう新たに傷つくことも無かったように思う。
いや、ある言い回しにショックもうけたが
これ以上傷つくのはいやなので
前回ブログに書いた通り、もういいか、とも思う。

あれから考えないようにしようとは思いつつも
こうして言葉を聞いたりTVでエイトを見ると
色々と慮ってしまうがそれも忠義さんが
仕方がないことだと言ってくれてたっけ。

今は純粋にエイトを見られなくて
この時はもう話は決まっていたんだろうなとか
そういえば表情がすぐれないなとか
つまらない見方ばかりをしてしまうのも悲しいが
忠義さんの言葉に本当に救われている。

考えないつもりにしたものの
私なりにすばるの気持ちをつい考えてもみた。
きっと真面目でメンバーを好きなすばるだから
心に浮かんでしまった夢を見ながら
みんなと一緒にいるのは辛くもなったんだろうなと思った。
彼らのことを思えば思うほど、夢が強くなればなるほど
申し訳なく思ったんだろうな、と。

でもやはり、私の思考はここで止まる。
だから抜けることにしたという決心を受け止めるだけで
これ以上の詮索は無意味だと思うから。
だけど、すばるを突出して愛していた人の気持ちを思うと
本当につらくて、なのに何も言えない自分が
同じグループを愛するファンとして情けなくて申し訳ない。

私自身は関ジャムでヤスが歌う「ハピネス」を見て
これからのエイトに大いに希望が見えた。
こうしてコーラスが多かったメンバーも前に出ることが増えて
これまで以上にユニゾンも増えて
新しいエイトの歌声が重なっていくだろう。

そういえば小田さんの「キラキラ」も亮ちゃんとヤスが歌ってて
すごく良かったなーと思い出してリピしたが
「明日の涙は 明日流せばいい」という歌詞が胸に響き
また涙してしまったが、にじんでぼんやりするはずの視界には
やはり希望が光って見えた。

こうして、3歩進んで2歩下がりながらも
結果は1歩進む毎日を過ごしているが
10日程度にしては上等だろう。
そして少し元気になって思い出したが
思いもかけない出来事のおかげで
マルの舞台「泥棒役者」観劇の感想書くのを忘れていた。

次回、もっとかかねばならぬ出来事が起こらない限り
ネタバレバレでかかせて頂きたいと思う。

モジャモジャ、万歳。

6人の奇跡を信じて

先週の木曜日夜に週刊誌記事の噂が立ち
そんなわけないじゃないかと苦笑しながら
「目の前で見て愛したものを信じよう」とつぶやき
翌日土曜日からディズニーランドに出発したものの
「会見をする」と言う記事もみかけたので
夢の国でもずっと気になって落ち着かず
ついスマホを覗いては気分が悪くなりそうになっていた。

皮肉にも、その週刊誌記事で先に知ったことは
心の準備をさせるのに役立ったかもしれない。
そんなはずはないと信じているはずなのに
不安が拭えず過ごした時間は充分に予防線を張らせた。

日曜日。マーメイドラグーンシアターに並んでいる時に
公式からのメールを受けとった。
その場で膝から崩れ落ちそうになったけれど予告のみだったので
とにかく中に入ってアリエルが美しく歌い踊る姿を見た。
混乱と不安とで押しつぶされそうになったが
こんな風に観客を魅了してくれる夢の世界があるのに
こんなにもファンを不安にさせるアイドルがいていいのかよと
逆ギレしそうにもなっていた。

外に出てすぐ友人が「とにかく座ろう」と言ってくれて
ドリンクと食べ物を買って席をとってくれた。
時間になって開いて読めたサイトには
渋谷すばるの事務所退所コメントと
6人の落ち着いた、優しい言葉が綴られていた。

少しでも早く状況を知りたかったのと
怖くてそこから目を背けたかったのとで
すぐさま友人にスマホを渡して机に突っ伏したが
そこで見えた光景は今でも焼き付いている。
夢の国がグニャグニャとした色のない世界に見えたが
それは軽いめまいを起こしたせいだったようだ。

そして私がこのブログをやっていることを知る
唯一近くにいる友人がコメントを読んで泣いてくれていた。
私は涙も出ないのに「泣いてくれる友人がいて幸せだな」と思い
心がえぐれていくのに反して救われた気もしてまた苦笑いした。

医師に止められたヤス以外のメンバーが
同席の上で会見を開いたと知ったのは
インディジョーンズ後にお手洗いに座っている時だった。
一人にするのが心配だった、
ファンへ直接話したかった、と言う6人の気持ちがたまらなくて
場所も考えず思わず「バカだなぁ」と声に出してしまった。

だけど彼らのその優しさと勇気のおかげで
すぐに本当のことを知ることができた。
みんながしつこいくらいに止めたこと、
一緒に夢を見ることができないのかと聞いたこと、
止められないなら背中を押したいと思ったこと、
そして夏のツアーから6人で立つ姿を見せたいと
ファンのために6人が決心してくれたこと。

これらの話し合いがたった数ヶ月で行われて
決まったこともショックだったけれど
おかげですばるに落胆し訝しむ時間は減る。
6人が前を向いていることがわかって
もう何も言うことはないんだってことがよくわかった。

あれほどにソロ活動でも「関ジャニ∞ってアイドルやってます」と
グループを大事に思ってくれていた誇るべきメインボーカルが
まさかそこを抜け出して力を試したいと思っていたなんて予想だにせず
大好きで、いつでも彼を見ていたのに
こんなに傷つくほどに気付かずにいたことが哀れにすら思う。
間違いなく大好きな彼の歌に、エイトとしての彼を奪われたのだ。

海外でも映画の評価も高く、会場で歌を歌った彼が幸せそうで
その後も旅行に行ったのが楽しかったという話をラジオで聞いて
いい経験ができてよかったと微笑ましく思っていた。
メトロックはあまりに世間での評価も良すぎて
ずっとその話題を引っ張っていたことが気になってはいたけれど
それらがグループを愛する気持ちと
比較してしまうことになるとは思わなかった。

ここ数日ずっと考えたけれど、申し訳ないけれど
やっぱりすばるの気持ちはわからないし
もうわかろうとしなくていいのかなとも思う。
自分の心がえぐられる経験を久しぶりにしたけれど
自衛本能が働いて、辛さを乗り越えようと思えば思うほど
悔しい気持ちを切り捨てようとするつまらない自分がいる。

音楽だけじゃなくて演技も司会も笑いも曲作りも
夫々の特技を生かして死ぬ気でやっていて
誰もがグループのためにと経験を積んで持ち帰ってきて
メンバーみんなで「唯一無二のグループになるために」
心血注いでくれていたエイトが大好きだから
グループでいることをやめる選択がただただ悲しい。

関ジャニ∞で音楽をやるのが好きだから
磨いて表現してくれているのだと思っていたから
それを自分のためだけにやりたいと言った気持ちが
どうしても受け止められなくてしんどい。
でももうそれもどうしようもなくて
ファンですら会見の様子を見たら
彼らしい決断だということもわかるし
もう何者も止められないこともよくわかった。

だけど、ごめん。私は優しい人間じゃないから
こんなにも心えぐられる理由に理解は示せない。
忠義さんがメンバーの人生を変えることもわかっていて
それでも「ごめん」と言ったと言うのを教えてくれて
本当に良かったと思う。おかげで身をちぎって諦めることができる。
背中を押して送り出すことはできないけれど
大好きで大好きでしかたない男を諦めなきゃいけない事実を
受け入れることまででどうか許して欲しい。

ファンである限り、私たちの人生にも大きく関わるから
自分なりに乗り越えていかなきゃいけない。
これまで大切に聞いていた曲は様子を変え
助けてくれたはずの言葉が悲しさを増幅させる。
まさかメンバー自ら望んで決心した脱退のニュースを
見る日が来るなんて思わなくて
テレビの前で悲しくて悔しくて涙が止まらなかったけれど
同時にどこまでもメンバーとして寄り添う6人が愛しくて
本当に泣けて泣けて仕方がなかった。

彼の人生だから好きにさせてあげればいいとか
全てを捨ててやりたいことをやる姿が男らしいとか
そんな一般の感想は耳障りだと思うことも許して欲しい。
今後も彼を見守りたいと思うことも
本当に好きだった人の気持ちだろうけれど
彼を大好きで、心の支えにしてきた場所が急に失われて
途方にくれている人たちがたくさんいる。
どちらの気持ちがどうかなんて比べるものでもない。

それでももう関ジャニ∞として夢を見ることより
大切な気持ちが生まれたならば仕方がない。
きっとずっとこの傷は深く残りえぐられたままだけど
その気持ちとともに6人の関ジャニ∞を見ていたい。
一生懸命引き止めた6人が
改めてスタートし直す姿を這ってでも一緒に見たい。

揉めて言い合ったと聞かされた方がマシなほどに
彼らの苦悩が伝わり、優しい思いやりが痛かったけど
でもその思いやりをお互いにもっているのが
やっぱり私の好きな関ジャニ∞だと改めて思えた。
そしてそれは間違いなく一層絆を強くしてここにある。

最初から才能があるからではなくて
不器用ながらもはお互いを尊重して
お互いのために楽器を覚えたり、歌を作ったり
一生懸命歌い踊る彼らだから大好きなのだ。
だから、もういい。
あの会見が7人最後の日だと思おう。
7人が7人でいるのが大好きだったけれど
もうそれよりも踏ん張る6人を応援する気持ちを大きくしたい。

きっと新しい歌割りは
6人が声合わせて歌う部分が増えているだろう。
だから、ごめん。本当に悔しくて悲しくてたまらないから
理解しようと無理するのはもうやめる。
でもちゃんと受け止めて頑張る6人をより愛そうと思う。
せめて今、大人ぶって言えることは
「すばるの選んだ人生の後半が思う通りに輝きますように」
今はこれがいい子ぶって言える精一杯なのをどうか許して。

人と関わっていればいいも悪いも起こるもので
辛い時も必死に頑張っていれば、その分きっといいことがある。
そしてその奇跡は、メインボーカルを失って自分達が傷ついても
ファンを安心させるために一緒に会見に立った6人が見せてくれる。
これまでと変わらず、これからも信じてついていこう。

いつかきっと、なんて夢はみないでいられるくらいにちゃんと受け止めて
疑う事なく6人の関ジャニ∞を愛する強さをもつ自分になれるよう、
これからも貴方が名付けた「エイター」でいようと思う。

「木曜日は関ジャニ∞」だった時代が終わる

気が付けばもう4月。
何度か吹いた強風で、既に散ってしまったようで
花見どころか通勤時ですら
桜を愛でることができなくなってしまった。

エイプリールフール当日はインフィニティレコーズが
サイトを開くとすぐ出るコメントに
「キャンジャニ∞「キングオブ女」が
アルバム「キャンジャニズム」に収録決定」
「美容・安田が美白に成功!?
まもなく横山越えの白さを実現」などと書いて
エイターのツボを激しくおしてきたが
しんちゃんのレコメン卒業後すぐだったこともあってか
自分自身がその遊び心にのり切れなかったのが
ちょっと虚しい4月の幕開けとなった。

レコメン最終日はその前の週から引き続き
思い出話にも花が咲き
そして途中からバラを持ってマルが登場してくれて
またもやオンタイムで最後まで聞いていなかった私は
翌朝のTwitter見てホロリしつつ
ああ、本当にこれでレコメンが終わったんだなと
ラジオの声を聞く前に文字だけで実感してしまった。

しんちゃんの卒業と共に
関ジャニ∞にとってのレコメンという場を失った。
そこは自分たちのやりたいことを生でやらせてもらい
自分たちの可能性を広げていった大切な場所だった。

思いつきでメンバーに電話したり、ゲームしたり
歌ったり、騒いだり、飛び入り参加したり、助けにきたり
生放送で今思っていることを語り
メンバーの今を見せてくれる貴重な時間だった。

今のようにTVで冠番組を持てなかった時代には
数少ない確実にエイトを補給できる時間で、それは
しんちゃんが言った「木曜日が人生」と同じく
私にとっては「木曜日は関ジャニ∞」だった。
それがTVではなく、ラジオだったこともいじらしいが
充分楽しい時間を過ごさせてもらっていた。

だから、よくぞ続けてきてくれたと労いたい気持ちと
終わってしまったのかという虚しさがほぼ同量で
頭ではわかっているしここでも前向き発言はしてきたのに
やはりエイトにとっての一時代が終わったことが寂しくて仕方がない。

もう爪痕残すためにがむしゃらになる時期は過ぎ
期待されることをきっちりやっていく立場になったのだろう。
それは彼らが国民的な人気者になった上での
「集客」や「宣伝・浸透」を背負っていくということだ。
今後は実績が伴わなければ
世間一般からの認知不足を問われることになる。

いくら彼らのコアなファンが喜んでいても
それ以外の一般人を呼び込めなければいけないとは
なんとも苦しいところだが
ここからが彼らが目指していたアイドル道なのかもしれない。

そしてそれを象徴するかのようなタイミングで
「大阪観光シンボルキャラクター就任」という大仕事が来た。

headlines.yahoo.co.jp

兵庫生まれの大阪育ちファンとしては誇らしい限りだが
これほどの大仕事は恐ろしいとも思う。
生まれ育った街の繁栄を彼らが背負っていくのだ。
大阪のあちこちにエイトの看板がある~
なんて嬉しがっているだけではいられない…

ああ…なぜここへきて私はこんなに不安になるのだろう。
できればキンキ兄さんにも加わって頂きながら
昔、ヨコがジョインを焦がれたJ-FRIENDSにあやかって
「関西フレンズ」みたいなくくりで兄さんにも頼りながら
責任も分散できないかとか思うのは弱気でいかんか。

惚れた男たちは大きく羽ばたき
益々大きな世界へ乗り込んでいくというのに
最近はこんな風にショボショボ思ってばかりいる自分が
ちょっと悲しくもなっている。

とはいえ、きっと、大阪駅関空
大阪のあちらこちらでエイトを見かけるたびに
大喜びしてしまう自分もいるのだ、身勝手なものだ。
そして彼らの為ならばこれまで以上に私なりの努力をして
お金と時間を費やし、羽ばたく彼らを追っていくのだ。
それだけは変わらない。

そのために今日も私は大阪の地で働く…

あ、今日はこれからマルの
泥棒役者」を観劇してきます。
ウキウキ。