∞の庵

5人しかいないけれど、5人がいる

ヤスのワキの状態は今

上野のパンダ、シャンシャンの一般公開が始まり
そのあまりの愛らしさに沸く日本列島だが
そのニュースを横目に私がより愛らしさに癒されたのは
ありえへんでアメリカ旅行に行ったヤスだった。

パンダのシャンシャンは笹をかじり、寝転がり、
引きずられる様子がとてもラブリーだったが
うちのヤスもピザをかじり、片言の英語を話し
ワキ毛を染色される様子がとてラブリーだったのだ。

お衣裳も終始メンバーカラーのブルー。
だがまだヘアカラーはブルー前だったので諸々セーフ。
少しお肌の荒れが気になったけれど
開始早々に高層ビルで外へせり出す滑り台をすべり
恐怖からゾワッとしたというヤスのヤスをおさえる姿に
キュンキュンさせて頂いた。

超ビッグピザもウニもアメリカ男性も
小型のヤスと比べるとひときわ大きく見え
ヤスだからこその単身アメリカレポが映えるが
メンバーも見惚れたあの驚きの表情が一芸としてすばらしい。
安田家の特徴「寄り顔」(顔のパーツが中央に寄っている)が
心から湧き出るピュアな驚きをより引き立たせるのだろうか。

初対面であるはずのアメリカ人とのハグも自然だが
そのご家族との距離感を一気に縮める人懐っこさもさすがだ。
スマホを一緒にのぞきながら「ミー!」と叫んでいたが
恐らく「関ジャニ∞」などと検索した結果からの自分の姿を
「これが自分だ」と示していたのだとは思うが
奥様には彼の本当のアイドル感は伝わっただろうか。

おそらく奥様は小さいかわいい日本の男の子が
横で音楽にノリながら一緒に踊っているくらいに
思われただろうけれど、
私には間違いなく「間近でパンダがじゃれている」
ように見えるほどに羨ましい光景だった。

そして話題となったワキ毛染め。
いや、話題となったのはファンの間だけで
世間的にはあまり話題にはなっていないかもしれない。
これが時期的にワキを全開できる季節だったなら
「右がピンクで左が緑」とワキをワキワキさせながら踊る
新しいギャグが生まれたかもしれないのにと悔やまれる。

でもさすがのヤスも初めて染色されたワキを見た時は
膝から崩れ落ちたのをみて安心した。
常時奇抜な彼でも多少普通の感覚は残っていたようだ。
だがそこからの受け入れは早すぎたし
私も「せめてピンクではなくて青にして」と思ったあたり
ヤスだからこその受け入れは早かったかもしれない。

似合っていたかどうかは正直わからないが
性格が明るくなるということはよくわかった。
ただ残念ながら今さらヤスにその要素は必要ないし
これ以上人懐こくなるのならばむしろ
派手な色のワキは閉じていてほしい。

なのにすぐにネタであったはずの顔文字Tシャツの
袖部分を大きくカットしてワキを見えやすくしちゃうし
上半身を脱いでワキ上げて歩いちゃうし本当に困った子だ。
ミー!と自己表現したヤスをもどかしく思ったのとは
また別のもどかしさを感じてならなかった。

だが染色していた間のあの姿の可愛らしかったこと。
染色されている時の下から見上げる目線は違法でしょう。
茶色の大きめのバスタオルを胸までかけて
ワキを全開にするあの姿はエステに行ったことのある女子なら
誰もが覚えにあると思うがなんとも頼りなく恥ずかしいものだ。

その姿を異国と日本のメディアでさらしたヤスの勇気は
声を上げて讃えたい。
あの恰好でワキの染色を落ち着かせるために
何かをワキにはさみ落とさないよう肩を少し上げながら
何かを飲んで一服する様子はかわいすぎた。

もう一つ、ウニの工場で衛生管理の為にかぶった
ビニールキャップもかわいかった。
右前髪がぺちゃんこになってビニールにひっかかる感じが
無造作でいい。普段はオシャレを気にするのに
こうゆうところが男っぽいのだ。

そう、彼のそんなピュアで自然体なところこそが
赤ちゃんパンダに負けず劣らず
見る者の心を明るく、朗らかにしてくれる。
彼の存在自体が癒しであり、やさしさの塊であり
それが「関ジャニ∞マザーテレサ」と言われる所以なのだ。

まぁふつうマザーテレサと言われるような方は
ワキを染色することは無いと思うけどね。

今現在ヤスのワキはどうなっているのだろう。
染色の為に荒れることも気にしていたが
まさか逆に気に入って自己染色してないやろな。
お風呂の排水溝を詰まらせるほどの剛毛が
一部カラフルになっているかもしれないのが大変気になるので
パンダ同様にヤスの様子も24時間ライブ中継してほしい。