∞の庵

這い上がった先に開けた王道を堂々と行くエイトを追う

分担、それは団体芸を分断してしまう不安

今年に入りリニューアルした「ペコジャニ∞」。
2度目を見ないと何とも言えないと思っていたが
どうやらしんちゃんの進行は変わらないが
プレゼンはヨコ、ペコラーはすばりょで
こじんまりしたプレゼンを行う仕様に変更したらしい。

そしてこじんまりした分空いた時間に新しいコーナーが生成。
山田はロケでこだわりの一品を色んな方からプレゼンを受け
忠義さんは今流行りのアプリで「なのにさん」でも紹介された
「クラシル」をもじった「オオクラシル」で
単独料理に挑むことになったようだ。

パッと見では適材適所の割り振りで
それぞれの能力を活かしたコーナー生成が素晴らしいが
この何とも言えない不安はなんだろう。
「料理」と言うワードで広くコーナーを持ったことで
夫々の良さがでるはずなのに、たまらなく不安なのだ。

大がかりなスタジオでメジャーな献立を作り
視覚と聴覚に訴える番組のこだわりは早々に消えさった。
同時に、プレゼンターの後ろでどんぐり眼でアピールする
しんちゃんのかわいい表情ももう見られないし
ロケで家畜を簡単に捕獲するマルの不思議な能力も
試食したのに感想が言えず、それでもあまりの美味しさに
しんちゃんを振り返って見つめてしまう亮ちゃんも見られないのか。

こう言うと最初の設定を楽しんでいたように聞こえるかもしれないが
100%そうだとは言えない。ただ番組としてゆずれない部分は
頑なに残してほしかったように思う。
だって代わりに増えたコーナーも流動的且つ受動的で
山田ロケでは進行担当がいらっしゃるし
オオクラシルは前回放送が無かった。

「分担」という名の都合よい仕様で
薄れていきそうなエイトの存在感が不安でならないのだ。

だが毎回こんな風に番組への不安を口にすることが多い私だが
決して誤解しないで頂きたいのは、これはエイトへの不満ではない。
番組も大人の事情が絡み合っているのもよくわかる。
ただ、ペコジャニ∞はエイトが持つ初の料理冠番組
美味しいものと面白いものが合わさる期待は極めて高かった。

エイトが美味しさに悶えている様子や
料理をする姿は何物にも代えがたい。
だがそれも全員が何かとひっつきもっつきしながら
見せつける団体芸あってこそだと思うのに
今回の変更で分担された役割と
それによって全員が一緒に登場しない番組となったことが
大変残念でならないのだ。

プレゼンやペコラー、ロケ担当は順次変わるのだろうか。
だがオオクラシルは大倉氏しかできないはず。
となると大倉氏のペコジャニ∞での立ち位置は
しんちゃんの進行と同じように固定になるのだろうか。

そもそもオオクラシルでは女芸人さんではなく
他のメンバーが付き添っていてもいいと思うが
これも大人の事情で複数事務所のタレントさんが
必要なのだろうか。こんな自分勝手な気持ちでいると
一緒に出て下さっている方を不必要に嫌いになりそうで怖い。

食いしん坊の忠義さんはペコラーとしてもまた見たい。
どうしても分担が必要ならば
空いたオオクラシルをシンゴシルにして
しんちゃんを進行から解放させるのも一手だし
ヨコヤマシルにしてヒルナンデスの大ヨコヤマクッキングと
局を超えた連携を図るくらいの仕掛けをしてくれたら
私の心にぽっかり空いた穴も埋まるかもしれない。

そうだ、ニシキドシルにして、これまで食べられなかった好物を
身勝手に作って主婦に食べさせてもいいだろうし
試食する主婦集団の中に何故かヤスを投入しておいて
一人だけメンバーが作った料理を当てるという
内容の違うクイズをしてもいいぞ。

こうして担当が代わる可能性があるのならば
「渋谷」と「錦戸」のボックスを破って出てきた気まずい二人が
終始距離感にモゾモゾしながらてひたすら食べ続けても面白い…

…などとまた考え始めると妄想が湧き出てきて楽しくもなるが
もし分担の変更が無理なのであれば、せめてロケに出る山田に
プレゼンして下さる方が着ている料理を絵にしたTシャツを
一緒に着て欲しい、という些細な要望は通らないだろうか。

いろいろと頑張れ、ペコジャニ∞。