∞の庵

5人しかいないけれど、5人がいる

ヨコの「キッサコさん」を久々に聞いて激しいエモーションに襲われる

3月末でレコメン卒業となるしんちゃんだが
盛り上げようとする周りとは対照的に
いつも通り、平常心で迎えたいというのが
しんちゃんらしくて微笑ましい。

長年続けてきた間にヨコからマルへと相方も変わり
誰が見ても後輩へ受け継ぐことがわかる編成でも
しんちゃんの立ち位置を考えてか
今までより少し気楽にボケて突っ込んで(オバロク風)
少しずつシフトしながらもお仕事をやりきってくれた。

残り2回となった先日のレコメンでは
大阪太郎やカブトムシ飛ばしやら
本当に懐かしい音声が登場して
改めてエイトがのし上がってきた歴史とともに
木曜夜のラジオを楽しんできたんだなーと
しみじみ思いつつもいつも通り自然就寝したら
なんと最後の30分にヨコが登場していたとは
私ってやっぱり抜けてる。

翌朝、通勤中にいろんな感情をひた隠しながら拝聴。
「お酒が飲めるって聞いたから」と言って
お酒入場と共にブースインしたヨコに
拍手しそうになるのをつり革ぎゅっと握って耐え
顔が見えなくても照れてすかしたヨコと
そんなことそっちのけで嬉しそうなしんちゃんを感じて
マスクの下で思う存分ニヤニヤした。

久しぶりな人たちに会って感慨深いが
とにかくしんちゃんの卒業を讃えたいヨコ。
ちょうど一区切りをつけたイフオアの最終公演もこっそり行って
観客の終わって欲しくないという切実な「すごい空気」を
直接感じたそうで、その話をヨコから聞けたことが
ファンにとってはとてもとても嬉しかった。

ヨコの大好きな
レーティングに出て来る豪華な叙々苑弁当の
豆だけを食べて蓋を閉めたしんちゃんの話も飛び出した。
なんどもこすった話だがなんど聞いても面白い。
確かしんちゃんはお腹がいっぱいだったが
せめて何か食べようと豆だけつまんだんだった気がするが
一緒にいる時間が長いからこそこんなどうでもいい話が
笑いになるのがラジオならではだったのだと思い知る。

懐かしい「こんばんワンツー」。
オープニングはいつもヨコがマネージャーや事務所や
レコード会社への溢れ出る不満をぶつけていたが
今でも本気出したら言えることがあるという二人。
そういえばこのオープニングで1週間の出来事を語るために
わざと普段話さずにいることもあるとも言ってたっけ…

でもそれは言い訳で二人の、特にヨコの性格による
計られた距離感だろうと思っていたし
それこそがエイトをのし上げてきた実力の一つだと思っている。

ピュアなしんちゃんを策士丸出しでいじるヨコ。
時にやりすぎなこともあったが
しんちゃんだからこそ逃げずにやりきって
想像以上の面白さを出してもきたし
そんなしんちゃんを讃えつつも照れと悔しさが先立ち
やはりすかしてしまうヨコがいた。

仲が良すぎる漫画のような男同士より
戦友のように高め合うのが男だろうと
二人を見ているといつも思う。
「続ける凄さと辞める美学」を本人の前で讃える気持ちが
全てだろうと思うよ。

そして何より嬉しかったのは
レコメンの思い出でヨコがまさかの
「キッサコさんやわ」と言ってくれた時の
私の気持ちの高揚ったらもう。
どう文字にしていいかわからない。

www.kissaquo.net
キッサコさんをご紹介するのに
ヨコはどこで小さな「ツ」を入れていいかわからず
何度言っても「キサッコさん」になってしまい
プチパニックになるのが面白すぎて
のちに電話で登場されたキッサコさんもとても素敵だったので
ついお名前をもじらせて頂き「ciccaco」と付けた私にとっては
名付けた後にヨコが「キッサコさん」と言う瞬間は
もう、それはもう、厚かましくも名前が呼ばれているようで
激しいエモーションに襲われた。

とにかく小さな「ツ」や棒線である「ー」を
書いたり口に出すのが苦手なヨコはいまだに
「キッサコ」なのか「キサッコ」なのかわからないらしいが
ジャニーズ事務所」ですら「ジャニズー事務所」
と書いてしまう人なのでどうか許してあげてほしい。

ヨコのいいところを聞かれて
歳を重ねて思っていることを言うようになった、と
言うしんちゃん。
「メンバー思いなところ」もいいところだと言うと
それはみんなもだと返すヨコヒナこそが
私の大好きな関ジャニ∞の根幹だろう。

もっと早くから出てくれてもよかったのにと言われ
「俺がきたから朝の5時までやるやろ?あの俺やで?」
と調子に乗ってきたヨコだが
残り30分だけ出ると言う番組が決めた演出も
全てはしんちゃんを讃えるためだろう。
名残惜しいし、もっと聞きたかったけれど、
きっと、これでいいのだ。

やっぱりエイトがわちゃわちゃする
生ラジオが聞きたいけれど
仕事場がシフトして行くのも
グループの成長の一つなのだろう。

寂しいけれど
しんちゃんの残り1回のレコメン。
マイペースな私はまた途中就寝するとは思うけれど
しっかりじっくり楽しみたい。