∞の庵

5人しかいないけれど、5人がいる

「木曜日は関ジャニ∞」だった時代が終わる

気が付けばもう4月。
何度か吹いた強風で、既に散ってしまったようで
花見どころか通勤時ですら
桜を愛でることができなくなってしまった。

エイプリールフール当日はインフィニティレコーズが
サイトを開くとすぐ出るコメントに
「キャンジャニ∞「キングオブ女」が
アルバム「キャンジャニズム」に収録決定」
「美容・安田が美白に成功!?
まもなく横山越えの白さを実現」などと書いて
エイターのツボを激しくおしてきたが
しんちゃんのレコメン卒業後すぐだったこともあってか
自分自身がその遊び心にのり切れなかったのが
ちょっと虚しい4月の幕開けとなった。

レコメン最終日はその前の週から引き続き
思い出話にも花が咲き
そして途中からバラを持ってマルが登場してくれて
またもやオンタイムで最後まで聞いていなかった私は
翌朝のTwitter見てホロリしつつ
ああ、本当にこれでレコメンが終わったんだなと
ラジオの声を聞く前に文字だけで実感してしまった。

しんちゃんの卒業と共に
関ジャニ∞にとってのレコメンという場を失った。
そこは自分たちのやりたいことを生でやらせてもらい
自分たちの可能性を広げていった大切な場所だった。

思いつきでメンバーに電話したり、ゲームしたり
歌ったり、騒いだり、飛び入り参加したり、助けにきたり
生放送で今思っていることを語り
メンバーの今を見せてくれる貴重な時間だった。

今のようにTVで冠番組を持てなかった時代には
数少ない確実にエイトを補給できる時間で、それは
しんちゃんが言った「木曜日が人生」と同じく
私にとっては「木曜日は関ジャニ∞」だった。
それがTVではなく、ラジオだったこともいじらしいが
充分楽しい時間を過ごさせてもらっていた。

だから、よくぞ続けてきてくれたと労いたい気持ちと
終わってしまったのかという虚しさがほぼ同量で
頭ではわかっているしここでも前向き発言はしてきたのに
やはりエイトにとっての一時代が終わったことが寂しくて仕方がない。

もう爪痕残すためにがむしゃらになる時期は過ぎ
期待されることをきっちりやっていく立場になったのだろう。
それは彼らが国民的な人気者になった上での
「集客」や「宣伝・浸透」を背負っていくということだ。
今後は実績が伴わなければ
世間一般からの認知不足を問われることになる。

いくら彼らのコアなファンが喜んでいても
それ以外の一般人を呼び込めなければいけないとは
なんとも苦しいところだが
ここからが彼らが目指していたアイドル道なのかもしれない。

そしてそれを象徴するかのようなタイミングで
「大阪観光シンボルキャラクター就任」という大仕事が来た。

headlines.yahoo.co.jp

兵庫生まれの大阪育ちファンとしては誇らしい限りだが
これほどの大仕事は恐ろしいとも思う。
生まれ育った街の繁栄を彼らが背負っていくのだ。
大阪のあちこちにエイトの看板がある~
なんて嬉しがっているだけではいられない…

ああ…なぜここへきて私はこんなに不安になるのだろう。
できればキンキ兄さんにも加わって頂きながら
昔、ヨコがジョインを焦がれたJ-FRIENDSにあやかって
「関西フレンズ」みたいなくくりで兄さんにも頼りながら
責任も分散できないかとか思うのは弱気でいかんか。

惚れた男たちは大きく羽ばたき
益々大きな世界へ乗り込んでいくというのに
最近はこんな風にショボショボ思ってばかりいる自分が
ちょっと悲しくもなっている。

とはいえ、きっと、大阪駅関空
大阪のあちらこちらでエイトを見かけるたびに
大喜びしてしまう自分もいるのだ、身勝手なものだ。
そして彼らの為ならばこれまで以上に私なりの努力をして
お金と時間を費やし、羽ばたく彼らを追っていくのだ。
それだけは変わらない。

そのために今日も私は大阪の地で働く…

あ、今日はこれからマルの
泥棒役者」を観劇してきます。
ウキウキ。