∞の庵

5人しかいないけれど、5人がいる

まだ涙が出てきません

私には会社に苦手な先輩がいます。今、同じ部署で席が隣なのですが、なるべくプライベートに触れられたくないので、エイトが好きなことは伏せています。昨日は大好きなサッカーもあるので早く帰りたくて、ここのところ続いていた残業をなるべくしたくなくて、夕方必至に必要なメールを打っていた時でした。その苦手な先輩がPC画面に張り付く私を覗き込むようにして「錦戸亮がやめるんやって」と言ってきたのです。

 

仕事しながらネットニュース見るなよ、貴方が私にそれを言うなよ、なんとなくわかってたよ、え、今、なんて言った??

 

アタマがぐるぐるしてくるも「えっ、そうなんだ,.…」とかろうじて答え、何事もなかったようにまたメールを打ち始めましたが、画面に焦点も合わす手元もカスカスとした感覚で自分としての実体がなくなり、その後の仕事のやり取りは私から分離したもう1人の私が、なんとかこなしてくれるのを感じながら、1日を終えることごできました。

 

そういえばさっきからメールやLINEがスマホに来ていた。でもとにかく早く帰りたかったし、ネットニュースのぞく暇なんてなかったし、なのに、やっと続くと知って少し楽になれたと思った事実を、なぜこの先輩から書く羽目になるんだろう、こんなことなら友人からのLINEで知って、先に気持ちを吐き出したかった。ああ人生なんてこんなもんなんだ、とつくづく思いました。

 

その後は私がエイターだと知る友人たちに5人の動画を見てもらいながら、それを横目に帰る準備をしつつ、いやー噂はずっとあったんだよーしかたがないねー、なんて強がりいいながら、帰り道も薄いジャニーズ話を続け、やっと電車に1人で乗り込んだ時、わかってはいたものの、やっぱりわかってはいなかったんだなと痛感して、もうそこからは力が入らなくなっていました。

 

でも、人間は強いから、ちゃんと自宅にも帰れるし、ご飯も食べられる。つらつらと思うことに腹が立ったり悲しくなったり、やっぱり信じられなかったり…そうだ、今日はヒルナンデスがあった、ご飯食べながら再生しよう、とすがる思いで見ると、ヨコがいつも通りそこにいてくれて、ああきっと終わってから後輩にはお話ししたのかななんて思い、そうだ、私はサッカー見たかったんだ、なんかもう忘れてた、でも今日はバスケもある、友人が大好きなバスケだから見よう!とチャンネル変えたら、なんとそこにしんちゃんがいました。

 

目をクリクリさせ、口角上げて爽やかにバスケのこと伝えるしんちゃん。凛々しくて、たくましい。今一番会いたかった人たちが、今日この日もしっかりと仕事を続けるプロとしての姿に頭が下がる思いでした。

 

そうだ、だから彼らはすぐに47をやろうなんて思いついたんだ。私たちがそうすることで安心する、今一番会いたい人達だってわかっているから、止まらずに進もうとしてるんだ。ああ…なんて関ジャニ∞は、なんて…なんだろう…言葉が出てこない。強いとか優しいとか、そんなんじゃなくて、うまく言えないけれど、なんてすごいんだろう…うん、なんかごめんなさい、うまく言えないけれど、でもまた彼らを無理させているのかと気にもなるし、でも会いたいからすがりたい気もするし、だからやっぱり感謝しかないです。

 

今日はちょっと大きな仕事があるので気が抜けず、昨日の苦手な先輩に最初に教えられて以来強く締めたフタがうまくしまったままになっているからか、まだ泣けずにいます。今日、帰宅の時がやばいな。ってことは、まだ受け入れられていないってことだな。危ないな。

 

やっと6人の関ジャニ∞って言いなれたのに、こんなにすぐに人数を変えて言うことも出来ず、何もかもに追いついていません。性格を嫌という程知っているから、彼らしいって思えるし、そんな風に理解もしたくない。でもこんな風な最後にした気持ちがわかるほどに大好きだったことが今はすごく悲しいです。

 

ごめんなさい。気持ちが追いついてもいないのにブログを書いて。でも少し、しんちゃんと忠義さんが受けた取材記事を見てほんとうの事もわかってきました。これから少しずつ受け入れて、また少しずついつも通りに戻っていきたい…いや、変わっていくことを受け入れて、それでも沢山くれる幸せに笑って泣いて、一緒に歩いていくんだな。もうきっと、前には戻れない。だから進むしかないけれど、今はまだ毎日をこなすのにやっとです。

2人の取材記事、貼ります。

headlines.yahoo.co.jp

 

ごめんなさい。もしかしたらこれを読んでもっと辛い気持ちになっている方がいるかもしれません。強気な言葉が一つも出でこないけれど、とにかく、関ジャニ∞が好きってことだけ、感謝しているってことだけ書ければいいかな。その割には嘆きが長いや。本当にごめんなさい。でも、本当に関ジャニ∞が大好きだから、一緒にまた乗り越えられれば嬉しいです。