∞の庵

5人しかいないけれど、5人がいる

私のUPDATE〜始まるまでのシンとした高揚感〜

昨日、47都道府県ツアーUPDATEの
兵庫公演に行ってまいりました。
場所は西宮市民会館アミティホールで
47の時にもきていたらしいのですが(イヤ、MCの聞き間違いか、確か兵庫は神戸だったはず!)
その頃は他地域で参戦したため
ここにはきた事なかった現在西宮市民の私です。

アミティホール最寄駅の西宮に行くために
阪神電車に乗り込みましたが
周りには全くエイターらしき人がいない。
確かに早めには乗り込んだけれど
ドームならば浮かれた双子コーデたちや
元々のカバンの柄はなんだかわからないほどに
グッズがぶら下がった方などが一人もいない。

むしろ「ARASHI」と書かれた5人のほんわかした
イラストの布バック持っている学生を数人見かけて
もしかしたら私は嵐様のライブ行くのかと驚いたが
調べてみたら嵐様の展覧会が開催されているらしい。
グッズもシンプルでオシャレ。
どこにも唇マークらしきものはついていない。

何か複雑な気持ちで阪神西宮駅着くと
駅のお手洗いに微妙な長さで並ぶエイター。
間違っていなかった、今日ここで、
間違いなくエイトのライブがある。
だが大正駅より地味で静かだ。

だけど、なんだろう、このシンとした高揚感。
私にとってもエイトに触れるのが久しぶりで
正直、世間的には脱退だ、再スタートだって
言われている時が一番賑やかしく
5人が頑張っていることは案外スルーな上に
気持ちが離れ出している周りも否めない。

47を回っている場合ではないのではないか
もっと派手なことやるべきではないのか
応援したい人全員が来られない場所で
エイトが走り回ることは
周りがより距離を感じてしまうのではないか…
それは地元の47が当選していた私ですら
じわじわと感じていた不安でもあった。

だからこのライブを見ることで
どんな気持ちが湧き上がるのかを
ずっとずっと待っていた私にとっては
「シンとした高揚感」が心地良い。
良いも悪いもしっかりした覚悟を持って
見ることも決めていたのだ。

会場前に入り口で並んだことのない私が
たまたま早くついて5人の登りを撮影しながら
降りてきた場所がたまたま入り口で
図らずも階段降りた場所がものすごく前の方で
そのまま17時15分の開場を扉の前でじっと待つことに。

小さな会場でバーコードの読み取りも2箇所しかない。
少しでもスムーズにと思うのか
皆がしっかりと手元にスマホを握り締め
「代表者が先頭になって進んでください」
とスタッフに言われると静かに列を作って待つ。

開いた扉に向かうのも
手前にある登り階段のためか
はやる気持ちの前に壁ができる。
バーコードで打ち出された座席は
1階席の後ろから2番目だけれどもう気にならない。

私の座席を通り過ぎ
はるか前へ前へと進むエイターたちの後ろで
ここからでもエイトが見られれば充分だと思えたし
前へ前へと行くエイターも気持ちは抑え気味で
ライブを見るというよりは演劇を見る感覚なのか
騒ぐよりもじっくり見てやろうという意気込みが
皆からも感じられる気がする。

そういえば、見渡した会場内には
花冠もウエディングドレスもいない。
思ったより男性もいるし年配の方もいる。
その様子を後ろからぼんやり見ながら
私の関ジャニ∞ファンとしての
第二章だか第三章だかが
ここから始まるのかもしれないなとふと思った。

前に降ろされている幕には
47都道府県の特徴によりそうメンバーのイラスト。
ぼんやり1箇所スポットライトが当たっているのは
兵庫の枠内とヤスなことに気がついた。

真後ろにカメラが設置されていて
長身の相方が気にしていたが
このスタッフさんたちも47を一緒にまわり
セットしてはバラシ、セットしてはバラシを繰り返して
エイトと共に再スタートを切ってくれていると思うと
ありがとうございますと拝みたい気持ちになったが
黒いマスクで目を合わせないようにしている様子に
映りたがりと思われるのも哀れなのでやめておいた。

あの幕の向こうはどうなっているのだろう。
リサイタルに近いのかもしれないが
それもまた違うのだろう。
セットしてはバラシなので
シンプルなんだろうな。画面もないのかもな。

待っている間のエイトの曲もインストタイプだが
それももしかしたらエイト側の思いやりと
プライドなのかもしれないなどと感じていると
ライブ開始の定型アナウンスの後に
5人の幕が上がった…


…ライブが始まるまでが長くて申し訳ないですが
私のUPDATE日記、続きます…