∞の庵

5人しかいないけれど、5人がいる

手応えしかなかった声優仕事

ご存知の通り私は名探偵コナン好きで
毎週のアニメはもちろんコミックも読み
毎年の映画も拝見しているが
この毎年の映画で時にガッカリするのが
ゲスト声優の存在。

もちろんお上手で誰だか気がつかないほどで
キャラに馴染んでおられる方もいたが
驚くほどに話の流れをさえぎり
ギクシャクした不自然さを出した方もおられる。
某回では犯人が自白しながら感情爆発させる場面で
興冷めしたこともある。

そんなアニメのゲスト声優に厳しい私だが
今朝モンハンのしんちゃんがゲスト声優に登場した
「謎の白い竜」を見た。
先日のめざましでその収録の模様は取材されていて
しんちゃんの「手応えしかない」という
カッコイイ感想は聞いていたので
期待と不安の入りじまった気持ちで拝見したが…
*ネットニュースコチラ

いやなんと愛らしいキャラが誕生したのだろう。
伝説の英雄「レダン」の末裔「ネダン」という
いかにも怪しいおじちゃん役だったが
誰が聞いても村上信五だとわかるも
見た目をより魅力的にして
キャラに息吹を吹き込んでいた。

八重歯、紫のお洋服、そして
つけているベルトに「∞」マーク。
なぜあそこまで頭のてっぺんに髪がないのかわからないが
マイペースで喋りが上手く人の気持ちを気持ちよくさせ
お金を得るようだ。
ゲスト声優に対するリスペクトが所々に現れている。

もちろんシュッとした強いキャラであれば
どれだけファンも気持ち良かったろうと思うが
結果的にみんなを可愛らしく騙して
借金のために取られていた武器を取り戻し
自らが強いところを見せるところなく
「ほななー」と言って去って行った姿には
寂しさしか残らなかった。

これでは寝ている時まで親指と人差し指を輪にして
銭を表していても、周りが逃げたり戦っている間に
準備運動のように武器をブンブン振り回すだけで
自分は何もせず「なーんや終わってもうたんか」
と言い放ってもそのベタすぎる設定を許すしかない。

何よりみんなを騙すために用意した茶番だったわけだが
それを含ませつつ話を進められたのは演技力もあってのこと。
「ネダン」が行ったことは簡単にはできないことだったために
「あのおっさん強い」と最後に「リュート」に言わせたが
ストーリーも詳細もよくわからんが本当にすごいのだろう。

この「ネダン」はもう今後は現れないのだろうか。勿体無い。
入力するたびに「値段」と変換され当初気分は微妙だったが
今回「リュート」たちとは別行動でエイターが耳にすると
つい反応してしまう主要キャラ「シュヴァル」と活躍する場面を
ぜひいつか見せてほしい。

もし今朝見逃した方がいらっしゃれば
フジテレビオンデマンドとやらで7日間無料で見られるので
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