∞の庵

5人しかいないけれど、5人がいる

ペコジャニ∞、それは今食べたいものを選ぶこと

純粋に聞いて想像するからあげとは
ちょっと違う内容となったからあげ対決。
「無制限」に付けられた飲み物にも惹かれたことで
からあげ対決ちゃうや~ん、という声もあったようだが
私はなぜか大して気にならなかったのは
既に前に対決としては対等ではない品同士になっていたので
それよりは番組を楽しむ方に勤しんだおかげだろう。

そもそもお題が全てベタな人気おかずなので
それぞれがイメージする基本形があり
そこからズレると全てが変化球に見えてしまう。
最初から最低限の定義を決めていれば
はは~、それもからあげか~と納得するところ
見ている方も「からあげ」だと承認し辛いものがあると
はなから対決にならないじゃ~んと思ってしまうのだろう。

それより私は最初のやきそばで
具にするイカをヨコヤスが釣りに行った時に驚いた。
そこはやきそばのメインである麺で勝負するべく
小麦粉にこだわって麺を作ればいいのにと思ったからだ。
だがヤスが海の男と海トークをしている映像をみて
そんな麺へのこだわりなどどうでもよくなるほど萌え
対決の定義をきめるべきではなんて意見も薄れてしまった。

ましてや今回は真っ向勝負で鶏にもこだわり
基本形のからあげを作ったエイトチームが負けたことは
ファンとして悔しいのは当然だろう。
料理男子の忠義さんが作ったというアドバンテージを差し引いてもだ。

だが正直、私も見ていて渡部さんがプレゼンしたからあげが
選ばれるだろうと予想してしまったのは
あらゆる部位が食べられるというケンタッキー・フライド・チキンの
パーティーバーレルのようなお得感と
レモンを凍らせて作った最強レモンサワーの相性を想像すると
致し方なかったようにも思う。

となれば、ファイナルペコジャッジの定義が
「今、食べたいものはどれ?」なのだとしたら
プレゼンも含めて食べたいものを選ぶ今のスタイルでいいのだろう。
高級素材にこだわろうが、大いなる変化球をしようが
家でも作れるような元祖をだしてこようが
それが誰の手でどうなったものなのかはあまり関係なく
純粋に食べたいものが選ばれる。それでいいのかもしれない、と思う。

…などと対決の定義について思うところをえらそうに言ったけれど
正直、充分に番組を楽しんでいるのでなーんにも問題なし。
申し訳ないくらいにエイトの取材部分は時間を割いて頂いているし
汗水たらして現地にいって美味しいものを有り難く頂いている様子は
昔の∞マップのようでとても楽しい。
マルがマリリンモンローのような色っぽい鶏を抱え上げた時に
マルのソロ曲がバックでかかる編集の細やかさにも
頭が下がる思いだった。

対決はシビアだけれど全て選んだ自分の責任なので仕方がない。
亮ちゃんは大好きなからあげが食べられなかったけれど
終わっているにも関わらずイタリアンからあげをパクついている市村さんに
「プレゼンもう終わったし…」とつぶやいたのが
とてもエモーショナルだったわ。

というわけで対決内容はおおらかにみることにして
エイトがあっちこっちへ飛び、苦労して手に入れてきた食材を
必死にプレゼンしてカメラサービスして
食べられたり食べられなかったりする楽しいのが
今後ずっと続きますように。

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