∞の庵

5人しかいないけれど、5人がいる

今年も無理矢理「コナンの庵」

このブログを長くご覧頂いている方はご存知かと思いますが、私は毎年「名探偵コナン」映画を見て、エイトに絡めて無理やり感想をブログに書かせて頂いております。あ、毎年書いているというのも言い過ぎですが、ブログに書けたら自分の備忘録的に残せると思って数年間、私自身は20年以上もマンガ、アニメ、映画全てを楽しむコナンマニアなのです。

 

今年も4月公開の「紺青の拳」を大変楽しみにしておりました。なぜなら、ciccaco的名探偵コナン男前ランキング第3位の「怪盗キッド」がメインのお話。男前ランキング的には主役のコナンこと工藤新一を差し置いての第3位、キッドが主役のマンガ「まじっく快斗」をも読み込むほどに好みの第3位です。しかも今回は全くciccaco 的男前ランキング圏外だった京極真もピックアップされる新しい楽しみもできて、ワクワクしておりました。

 

毎回映画を見ながらもふとした瞬間にエイトに関連したことがないかなと探してしまうクセもつき、例えば主軸を外された観覧車がゴロゴロと転がる大惨事を見て「昔亮ちゃんが言ってたな」とか、コナンくんに電話を切られた阿笠博士が「えげつなぁ」と呟くとエイトの曲にあるなとかつい思って映画の内容に関係なくニヤニヤしてしまうのですが、そんな私が今年の映画を見て何一つエイトに関することと結びつかず、映画には大満足だったのに、ちょっと凹み、なんなら無理矢理にこじつけてやろうと思うのに見つからずにいました。

 

6月末ごろまでに合計2回見ましたが、結局ピンとくることがなく、ブログにも書けないなぁと思いながら迎えた9月。寸前までやっていたライブ終了後にメンバーがすぐに脱退、そして先月で事務所退所という関ジャニ∞の事実を知った時に思い浮かんだのが皮肉にもふざけて絡みを探していたコナン映画で、それは今回の映画のポイントにもなっていた「みんなが何かしら秘密を持っている」というテーマでした。

…ということで、ここからはコナンネタも続きますので、ご了承願います…

 

今回の映画は怪盗キッド(ciccaco的男前ランキング第3位)がそっくりの工藤新一(安室氏と同率第4位)に変装(秘密その1)して登場。助けを請いたいコナンくんをスーツケースに入れてシンガポールへ来るのですが、そこで蘭姉ちゃんに見つかったコナンくんは、とっさに現地の子供のふり(秘密その2)をしてごまかして過ごします。キッド(第3位)は工藤新一(同率4位)として蘭姉ちゃんに近づきますが、修学旅行で無事に付き合うことになった二人は自然といい雰囲気を醸し出すわけです。新一(同率4位)はキッド(第3位)だけど。そんな様子にコナンくん(現地子供に化け中)はやきもきするのですが、実は蘭姉ちゃんはこの新一はキッドが化けていると見抜いていて(秘密その3)、逃すまいとわざと腕を組んだりしているというオチ。って、文字で書いたら大したことないかもしれませんが、コナン好きには新一と蘭のあまり見られないシーンも見れるし、でもやっぱり流石な蘭姉ちゃんの対応で、安心するオチなのです。

 

さて、京極真氏ですが、彼はとてつもなく強く(空手ね)、強靭な精神を持った硬派な男の代表格なのに、これまで不思議と私の男前ランキングに入ってこなかった鈴木その子ちゃんの彼氏。訴えてくる魅力が今一つ足りないとずっと思っていたのですが、強いだけなら赤井さん(第2位)と安室さん(同率4位)が大人の魅力を放つ分手堅い。相手への一途さなら平次(不動の第1位)と新一(同率4位)の幼馴染としての長で到底勝てない。キッドでさえ、実は殺されたお父さんの事件が黒の組織とつながっているという壮大なお話であるコナンの本編で、黒の組織との対決に全く絡みがないことも弱いところかもしれないとは思っていたので、京極真氏が黒の組織のNo.2であるRUMだったなんて衝撃的事実でも出てくれば、彼を見る目も変わるけどなと密かに思ってはいました。(ありえないけど)

 

でも今回そこまでの裏事情ではないですが、京極真氏がいつも貼っている左目上の絆創膏には外せない秘密があり(秘密その4)、その秘密を話してくれないことにその子ちゃんが苛立つも、実はその子ちゃんの写真をその絆創膏の裏に貼っていて、そのおかげで自分が強くなれているのだということがわかるのです。ああ、なんてアナログな青春なのでしょう。目の前で突きつけられた拳銃の弾ですら避ける素早さと、50人もの相手をフルボッコにしながらその子ちゃんを助けにきたこれまでの歴史が思い出されて、その時もあの絆創膏の裏にはその子ちゃんがいたのかしらとそんな訳はないアニメの辻褄すら目をつぶりたくなるほどトキメキました。

 

そう、一気に京極真氏はランキング圏外からciccaco的男前ランキング第8位へ浮上。ちなみに6位がたった一回だけ登場した松田刑事(実は安室さんの同期)。7位はかろうじて踏みとどまっている高木刑事で、私の中のランキングでは佐藤美和子さんの彼氏として松田刑事を抜けないでいる高木刑事が返って愛おしく、やはり誰もが正義感強い魅力的な男である名探偵コナンの男前ランキングは、引き続き見守るべきだなと思っております。

 

・・・・長くなった上に、結局コナン映画の内容はよくわからないと思いますが、もうそれはいいとして、何がいいたいかというと、全員が何かしら心に秘密を持ちながら全力を尽くしていた姿がメンバーの脱退を心に秘めながらファンの前で祭りをぶち上げてくれたエイトと重なり、でもそんなことすらこうしてどうでもいいこと(いや、名探偵コナンはどうでもよくはないし偉大漫画だぞ)と重ねて思えるって、人間って何て強い生き物なんだと冷静に思えた9月末でした。

 

辛かったろうなとも思うけれど、忠義さんが演出してくれたいろんな想いも今になって強く突き刺さり、本当に、本当にありがとうって率直に伝えたくて、会いたい気持ちが増し増しで、それはエイトの活動より先に他のことばかりが先行して公開されるたびに想いは強くなって、もう今、ウォーーーと叫ぶしか気持ちを解放させる方法がないことが歯がゆいほどに気持ちが増し増しなのです。

 

このブログのネタを思いついた時に書こうか一瞬迷ったのですが、9月の出来事で感傷的なことばかり書いてきたけれど、人間って毎日いろんなことがあって、その経験と気持ちが上書きされてしんどいこととかが薄くなる瞬間があって、それこそが「無駄なことは一つもない」とか「全てはつながっている」みたいなええ言葉にもなっていて、そうだ、私にとってはコナン映画を見たことがこの瞬間の一つだ、と思ったので意気揚々と書かせていただきました。うふふ。

 

ちなみに、私が(エイト関連で)秘密にしていたけれど自分でも改めて明らかにしたいのが「全員好き」な顔してブログ書いているけれど、「関ジャニ∞だから好き」って事実です。秘密っていうか、今更ながら気付かされたことかな。

 

斗真のドラマの主題歌としてエイトを選んでいただいた上に、タイトルが「友よ」というこれ以上ない言葉。朝から1話のダイジェストとともに、かろうじて聞こえる「友よ」に耳を傾けながら、嘘偽りない「みんなが顔を上げた時に笑って待っていたい」と言ってくれた気持ちに改めて感謝している今日。

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これから行うフェスやライブでは、少しでも心の中に隠しているという思いもなく、5人が楽しく過ごせますようにと願っています。