∞の庵

5人しかいないけれど、5人がいる

見事に想いをUPDATE〜後ろから2列目より愛を込めて…

さてUPDATE 後半感想です。

 

CHUUで面白いのを散々見せてくれた後
1番に着替えてきたのはしんちゃん。
客席見ながら話し始めた様子は
まるでイフオアのカテコのようで
ちょっぴり寂しい気持ちにもなる。

さきほどマルに合いの手入れていた
男性にすっかり食いつき
彼が何者なのかを掘り下げるしんちゃん。
なんでも、大学生で、演劇?をしているので
「だから声が通ったのか」と
大いに納得している様子。

だが、彼が演劇について
さほど大きな夢を持っていないと知ると
「そんなんいわんと、頑張って」(的な)と
葉っぱをかけるしんちゃんに
いつのまにか着替えて出てきていたマルも
「いつか共演しましょう」と
ファンにとってはたまらない言葉を投げている。

この日は和歌山でも公演があり
どうやって兵庫に来たかをみんなに尋ねると
「バス」「車」と投げかけるファンに
「ブブーー!!」といちいち返すマル。
なんとヘリコプターと聞いて感心していると
「B&Bみたいやろ!」としんちゃんが言うも
スン…っとなった客席に「えっ?B&B知らんの?
これ絶対言おうって決めてたのに!」と叫んでいるが
こうなることもわかっていた風でもある。

もちろんB&Bを知っている私は
後方から知っているアピールをかなりしたが
全く目には入らず、むしろ前の方で反応していた方に
指を刺して合図を送るしんちゃん。
もう一度「B&B」を言うと
その方をピンポイントで見て嬉しそう。

ちなみにこのヘリコプターは
関テレさんが用意してくださったそうで
ジャニ勉でもその様子が放送されるとのこと。
先日のラジオで忠義さんも言ってましたが
舞洲で降りてそこからは車だったそうだが
先に車で行った組の方が先に着いてたんだって。
なんだそりゃ。
降りた時に写真撮ったっていってたけど
それがこれかな。

 

和歌山から大阪まで15分で着いたけれど
高いところが苦手な忠義さん以外は
キャッキャしてたとのこと。…でしょうね。

客席に関ジャニ∞を今日初めて見た人!と聞くと
前の方でご年配の女性が手を上げた。
さっそく食いついたしんちゃんが
誰が好きか、なぜ好きかと聞くと
「全員が好き」と全員うちわを掲げながら
いつもテレビで見て応援しているとおっしゃる。

尼崎から来たと聞いて急に舎弟キャラになり
これはこれはと熱い挨拶をするヤスがかわいい。
だが元は神戸ご出身と聞いて
「どおりで上品な」(的な)と返すヤスがまたかわいい。

ヤスは地元によく帰ってきている話になり
「Desireは…これ場所ゆうたらあかんかな…」といいつつ
車でたどり着いた西宮の某所で作ったと聞いて
一気に地元兵庫県民のテンションが上がる。
神社にお参りもしているしとヤスの地元愛が刺さるも
じつは、MCのほとんどがマルの「飛べない鳥」という
特に意味のないポーズで終始埋まり
すっかりそれにハマっているヨコと忠義さんが
ステージにひっくり返って笑う始末。

なんでも和歌山からやっているそうで
羽ばたこうとするけど飛べなくて
キュッと腕を縮めたポーズになるんだけど
それだけなんだけど、何度も聞いているうちに
「みんなも絶対いいたくなるで。
ライブ終わりに「飛べない鳥」」って言うで」
と呪文をかけられた私たちは
確かにじゃあねーと別れた後のLINEで
「ほんま、飛べない鳥ってどこから飛んできたんや?」
と話題になったのが少し悔しいくらい。

途中マルが矢沢永吉さんモノマネしたこともあり
ヤスが久々に森進一さんをやってくれてけど
森進一さんモノマネよりむしろ
顔が分かりやすいようにと
メガネを外してくれたことにウルルンしてしまったな。

とにかくみんながマルに群がり
みんなの期待を一身に受け
あの首元に手を置く怪しいポーズも連発しながら
しんちゃんとのいつものコント、
ゴワゴワやないか!ワンパックやないか!も
一揃え見せてくれて大満足…だが、
意外にもお腹がたるんでいなかったので
きっとドラマ撮影などで気を使っているのかなと
白い微妙なワンパックを拝ませていただいた。

しんちゃんに乳首を思いっきりつままれて
ダイヤルのようにグルンと回されると
声がボリュームアップする反応も示し
みんなの腹がよじれる。
なぜわざわざ乳首を出すのとヨコに突っ込まれるが
マルには一切理由などないのだ。

そしてこのままの流れで【8.My story】。
忠義さんが笑い疲れてセットに座り
放心状態になる様子が画面に映る。
到底この曲を作った本人とは思えない。
みんなも、えっ?この流れで歌うの?
という苦笑いが否めないが
そこがまたエイトの変わらない魅力なのだろう。
緊張と緩和、笑いと感動。
そして新たな愛と挑戦が溢れている。

【9.ふりむくわけにはいかないぜ】は
敢えて今、歌いたかったのかもしれない。
【10.愛に向かって】も
「どんなことでも乗り越えられる
愛の力は明日への勇気」の歌詞が響く。

ヨコの掛け声とともに
【11.ズッコケ男道】が始まる。
バンドバージョンだが音の減りも気にならない。
むしろ、聴き慣れたはずの曲が
シンプルに突き刺さる。

【12.友よ】を歌う前、ヨコが言葉をつなぐ。
いろんなことがあったけれど
こうしてみんなの前に立って
みんなの顔が見られて嬉しい。
そして、この歌も、みんなのおかげで
素敵な記録を作ってくれて感謝している、と(的な)。

歌い出しにヤスがグッズタオルを折って
「EIGTER」部分だけが見えるように掲げる。
彼らの前には私たちがいて、様々な人がいて
不甲斐なく、嫌な思いをさせる輩もいるけれど
ここに来れてよかったとか、
ここに来れずに悔しいとか、
それぞれがそれなりにそれぞれの思いを持って
関ジャニ∞のことを想っていることが伝わっている。
だから、ヤスは掲げて見せてくれたと思う。

改めていい歌だと思えて嬉しい。
この曲が、エイトの再スタートで嬉しい。
思い通りにいかないことも
思いが届かないこともあるけれど
気が付けばそばにいてくれる人もいて
人生って最高だろ?ってエイトと歌えて嬉しいと
全力で後ろからペンラをブンブン振った。

アンコの【無限大】では端にある
少しだけ出っ張った通路ギリギリまでマルがきて
うちわ一つ一つに答えている。
いつものようにトロッコに乗るわけでもないけれど
最後にみんなで手を繋いで関ジャニ∞!と叫んだ時に
間違いなく小さな箱の中でデッカイ愛が破裂した。

銀テも何も届かなかったけれど
そんなものより欲しいものがある。
いや、与えてもらうより
後ろから2列目だけど愛を目一杯届けたい、
そんな想いが私の中でも破裂した。

今、エイトはみんながメインボーカルになれるような
全員歌うま目指しているっていうじゃない?
そうゆうとこ。今の自分たちが何ができるか
それが面白いことでも、バンドでも、歌でも
欲だけじゃなくて、ファンのためにもって
思ってトライしてくれる三十路の奴らが
やっぱり好き。

ドームライブのような派手さはなく
リサイタルのような凝った演出もなく
どこか緊張感のある客席と舞台が
真面目に向かい合ったような時間だったけれど
「間違いなく好き」がUPDATEされた。

さて、今度は5人がメインボーカルの
色鮮やかなアルバムが聞きたい。
我がままでごめん。
でも、今年楽しみに待っています。