∞の庵

5人しかいないけれど、5人がいる

「LIFE IS 」をおかわり

昨日は雑誌「anan」のLINE LIVEにて
ヤスが写真集「LIFE  IS」を撮影して下さった
写真家の岡田さんとの対談がありました。

prtimes.jp
おばちゃんな私は初LINE  LIVEでしたが
何も難しいことはなく接続完了。
フリーになられた青木アナがいらっしゃったので
さぞかしヤスに惚れ惚れされると思いきや
ヤスと岡田さんの対談担当ではなかったのが
ちょっと残念だったような安心したような
複雑な気分…

そのヤスと岡田さんの対談は
しっとりした雰囲気でスタート。
ヤスは全身真っ黒のお衣装、
サイドの刈り上げは少し伸び
ウエットに整えた髪型も
少し奇抜感が抜けて、これもまた
残念なような安心したような
複雑な気分…

まずはanan主催ということで
ananへの思いを尋ねられたヤスは
ヨコと忠義さんが露出多めの特集で
取り上げられたことが羨ましく、
いつか自分にも来てほしいという
100点満点の回答。

初めてエイトで表紙をさせて頂いた時は
アイドル誌ではなく、大人の雑誌として
新しい一歩を踏み出せたことが
嬉しかったこともキラキラ話してくれました。

そうだったなー…anan表紙、嬉しかったな。
買った帰りに無駄にコンビニ寄って
雑誌の棚をニヤニヤした覚えがある。
あまり雑誌を買わない私ですが
ananの表紙を飾るということは
一つのステイタスだしね、
今でもあの高揚感は覚えています。

岡田さんとの対談では
ヤスが10年前から岡田さんのファンで
片想いしていたことや
その岡田さんからお手紙をいただいたことなど
「LIFE  IS」までの過程を教えてくれました。

その雰囲気がね、ニコニコ語るヤスと
淡々と静かに話す岡田さんが全く違うのに
ナゼか二人が深く繋がっている様子が伝わって
なんとも私には不思議だったのですが
「LIFE  IS」の写真についての説明に入ると
その理由が私なりに気付けて
改めてこの写真集の意味も納得できました。

それはヤスが根っからの「芸術家」だということ。
これまでもヤスは頭にお花が咲いているだの
ジャニWEBのヤス語がわからないだの
まぁまぁなことを言われることがありましたが
それもこれも彼は「芸術家」であり
その感覚は凡人にはわからない「気」があって
それがわかる人には激しくうなづけるほどに
想いが伝わるんだと言うこと。

だってね、うまく言えないけれど
岡田さんとはツーカーで
ヤスがスラスラと早口で言うヤス語が
岡田さんの具体的な表現と重なるの。
岡田さんがいてくださるからか
ヤスが言う「生きる」って表現が
ちゃんと写真に落とし込まれていることが
すごくわかったのです。

自然に降ってきた雪の上を
一人歩いて振り向いたショットは
生きるってことは何があるかわからず
その人生の道を表していること。
ヤスの生きる姿を防空壕という歴史を刻んだ
空間の中で写し、暗い中で表情が見えない中
ただその姿を写したこと…
景色には全て意味があったのですね。

アイドル誌でよくある笑顔は必要なく
生き物に触れた時に自然に出た表情に
「いい表情だよね〜」と褒めて下さる岡田さん。
寒い中でもカイロを使わず
頑固に自然に向き合ったヤスのことも教えてくださり
写真の裏側も知れて、ファンとしては
本当にありがたい対談でした。

写真や絵画って
感じるままに見ればいいとは思うのですが
その良さが正確にわからないことが多くて
そこから作成者の意図を正確に汲み取ろうとして
つい難しく感じで、苦手なんですよね。

でも二人の話を聞いていて
重いなとか寒そうだなとか
薄っぺらい感想からでもいいから
自分なりに何かを感じればいいんだなと
改めて思いました。

そして私が思ったのは、やはり
「ヤス、生きててくれてありがとう」
ってことで、もう、それだけだな。

「LIFE  IS」というタイトル候補は
50以上あったとのこと。その中には
「LIFE」だけのものもあったけれど
それでは断定しすぎだし
逆に後ろに「…」をつけてるものも
あったそうな。

でもそれでは「生きるとは…」と
あえて見る人に委ねていることになるので
大文字で「LIFE  IS」にはっきり書いて
それぞれが答えをもつことを
直接的に表現したそうです。
深いな…

こうしてヤスが大好きな人と
やりたいことがやれて
その作品が見られることがありがたい。
私の「LIFE  IS」の一つは
「安田章大のエンターテイメントを
楽しんで幸せを感じられること」です。
これが無くなったら
生きている大きな楽しみがなくなるの。

この対談を見た後の「LIFE IS」は
より一層、大切な一冊になりました。

対談の最後、MCをしてくださった女性にも
丁寧に挨拶をして立ち去ったヤス。
そういうところがまた好きなのよね。

はー…エイトに会いたいですね。