∞の庵

5人しかいないけれど、5人がいる

おとたまでてくるツボは何処で買えますか?

おとたま…。
なんてかわいくて心温まる作品になったのでしょう。
正直、ドタバタで笑えるだけだと思っていたけど
それでもしんちゃんの主演SPドラマが嬉しくて
楽しみにしすぎてうるうるしていたら
ドラマであんなにもうるうるできたなんて
ciccaco感激です。

そもそも金曜日のめざまし出演も
おとたまフル装備でスタジオバカウケ。
前歯がじゃまで通訳が必要なしゃべりっぷりでしたが
しんちゃんが一生懸命で可愛くて
こりゃ何が何でも応援するしか無いでしょう。

できれば亮ちゃん同様、占い読んで欲しかったけど
あの前歯がついてちゃ何座が最下位かわからんか。
かろうじて「ひってらっひゃーい」と聞こえて
ここでもまたチラミせの極意を感じました。

これを見られたのは急いで旅行先から自宅へメールし、
めざましTV録画のミッションを見事に成功させた
母のおかげです。母、ありがとう。

ドラマはOPからアニメに忠実で
なんだか懐かしかったな。
朝日新聞のTV欄「試写室」にも
「アニメより随分痩せ型だが
村上が持つ根の明るさが反映されてか
キャラクター作りは成功と言えそう。
大人たちが忘れていた大切なものを
そっと思い出させてくれる」て書いてたの。
ぼんやり歯磨きしながら読んで、嬉しかったー。

なんかね、体型が違うとか、特殊メイクでの実写版とか
そんなことはしんちゃんに限らず、難しいのは百も承知で
それでもトライするのって作成側には勇気がいると思うのよ?
見ていた人のイメージを崩すか崩さないかもどうでもよくて
ドラマ自体がいいものだったらそれでいいなと思うのよね。

そりゃ、アニメの実写化だから突っ込みどころも満載だったけど
人情味あふれたご近所愛や親子愛のステキなお話で
良かったよね。
そりゃ若社長のストラップも「人情」て書いてあるわ。
しんちゃんの本当の涙もみられて、たまらなかったよ。
「たった一人の大切な…とにかく一番大切でごじゃる」
って愛する気持ちをどう表現していいかわからない
父親の気持ちを泣きながら言って
アクビちゃん抱きしめたしんちゃんは
ハクション大魔王以外の何物でも無かったと思う。

ちょっと特殊メイクのつけ耳が邪魔そうだったけど
親子の愛はつけ耳超えたよね。

大魔王が登場した時から面白いところが気になって
ご主人様探してるところからすでにかわいいかったな。←ファンボケ
そもそもマジックハンドが4本指の時点で笑える。
ギター持ってボロロンってした時はナゼか胸騒ぎがしたけど
(エンダーナインがよぎったとしか思えん)
「よっこいしょういち」やら「うーんトカゲの出汁がきいてるなぁ」やら
アクビちゃんの動きに合わせて一緒に踊ってたりする様子が
たまらなくいとしんご。

若社長はじめ、たまにみせる普通のしんちゃんとのギャップも
良かったよね。
その合間に、前歯で食べてるとうもろこしの跡形が
うずまきになっていたり、学校のお習字が
「マネー」「ださん」「女子力」「ダービー」等だったり
後ろの黒板にタツノコプロの絵が描いてあったり
細かいところ見つけるのも楽しかったな。

しかしなんといってもアクビちゃんがかわいくて
彼女の存在がこのドラマを支えたといっても
過言ではないわね。
あどけない子供らしさの中にこまっしゃくれた
女の子の部分をだしてくるセリフまわしといい、
あのお尻フリフリしながらポーズを決める技術といい
子役のクオリティが半端なくて素晴らしかったわ。

序盤、おとたまとノリノリで
「絶対楽しいバーベキューユー♪」って歌う姿で
すっかりノックアウトでした。

最後の最後、夜空を星でいぱいにした大魔王。
お得意のアイドルウィンクで
「また、でごじゃる」って言ってくれて
次回に期待が持てる。
いつかまた、おとたまとアクビちゃんに会いたいな。

でも、今度はゼヒ特殊メイクをしていない
超カッコいいしんちゃんの役者っぷりをみたいもんです。


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