∞の庵

5人しかいないけれど、5人がいる

前売り券を握りしめ疾風ロンドへ向かう

「疾風ロンド」を2度見てきました。
1度目は先週金曜日、2度目は昨日の月曜日という
かなり短いインターバルですが
それもこれもまさかのTOHO梅田という
メジャーどころで 上映していないとう事実を知り
これはすぐに行ける時間になくなるパターンだと気づき
とりあえずコンビニで購入した前売り券を握りしめ
大阪ステーションシティシネマ」に駆け込みました。

いや、エイターならば特典もあるし記念になる
ムビチケを発売開始日に買っとけよ、
という声も聞こえてきそうですが
まぁ自分のタイミングで無理せずマイペースが
ヲタを続けるコツだと思っているので気にしない。
しかも疾風機を手にいれた子が「壊れた」という話を
早めに聞いていたのでそれも原因の一つだったかもな。

だが、ここまでの話で嘘が一つある。それは
「コンビニで購入した前売り券を握りしめ」の部分だ。
こんなところで嘘を言う必要は全くないのだが
自分では握りしめていたつもりだったのに
握っていなかったのだ。

普段はネットで座席指定をするのだが
紙媒体のチケットを購入してしまったがために
時間前に受付で席を予約する必要がある。
そこで行けるタイミングでいつでも出せるようにと
長財布のお札の部分に入れておいた…つもりだった。

受付で座席を決めながら意気揚々とメンバーズカードを出し
長財布からチケットを取り出すと
「お客様こちらは違うチケットです」と言われた。
ナヌ?そんなはずはない、これは確かにチケットだ…
と思ったらそのチケットは偶然にもここ、
大阪ステーションシティシネマで数週間前に見た
「TEAM NACS ××」のライブビューイングの
使用済チケットだった。

うそやん、私。これがずっと「疾風ロンド」の
チケットだと思ってた。そしたら私のロンドチケは何処に?
でもチケットが折れないようにと持ち歩く長細いものに
入れたはずなのにーーどこいったのーー
「ゆっくりお探しになりますか?一度座席指定を発券すると
後から前売り券の使用はできません」と優しく言われたが
私の手持ちの長細いものが他に浮かばない。

もしかしたら前売り券をコンビニで買ったのは
幻だったのかもしれないとも思いつつ
ギリギリで滑り込んで時間も迫っていたので
「もういいです、このまま入ります」と答え
恥ずかしいのと呆れたので
「もう私いつもこんなんなんですよー」と呟くと
ものすごく綺麗に苦笑いされた。

お支払いも指定席発券も終了し
納得いかないまま時間がないなりにも
事前に済ませておこうとお手洗いに入り
ボーッとして少し気持ちを落ち着かせてから
手を洗ってハンカチ探そうとカバンをゴソゴソして
ハッと気がついた。

そうだ、もう一つあった。私が持ち歩く長細いもの…
マスクケースだ。
それは某ロックバンドのファンクラブ記念品として
送られてきたもので、アイドルグッズとは違い
アラフォーも持ち歩けるシンプルデザインな上に
マスクが持ち歩けて便利じゃーん
と思って最近使い出したのだ。

恐る恐る開くと白いマスクの入った反対側のポケット、
そこに探していた「疾風ロンド」の前売り券が鎮座していた。
そういえばここならもぎられる半券部分がヨレずに入って
全く折れないからちょうどいい、
私ってえら〜いと思って入れたのを思い出したが
全然偉くない。自分でもがっかりだわ。

だが立ち直りは早い私は前売り券をすぐに使おうと
昨日同じく「大阪ステーションシティシネマ」に行ったが
あの時苦笑いされた受付嬢がいらっしゃるのに気づいた。
しかも運命か、このままの順番では
うっかり同じ方のところで発券せねばならなかったので
長財布の中を見ながら何かに気づいてUターンするという
小芝居を試みて難を逃れた。

あちらは覚えておられないだろうが
こちらははっきりと覚えている、
恥ずかしさをかき消すように自分のうっかり具合を
「いつもこうなんですよね」とつぶやいた私を見上げながら
苦笑いされたあのお顔を。もしあちらも覚えられていて
「あらこの人、すぐ来て今度こそ前売り券使った」と
思われるのも恥ずかしい。

そんなこんなを乗り越えて短期間でギュギュッと見た
「疾風ロンド」。
感想記事かと思いきや私のうっかり話で申し訳ないが
感想はまた今度じっくりと…
↑思った以上にチケット話が長くなってすみません


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