∞の庵

5人しかいないけれど、5人がいる

ブラボーカウコン

しかしカウコンというのは罪深いものだ。
1年に一度、しかも年をまたいでアイドルたちが集い
歌とダンスと稀にコントを披露する場だが
グループがシャッフルするわ
歌もシャッフルするわして魅せるのだが
何気にグループごとに魅力が比べられて
自分の気持ちも改めて確認できる。

今回はエイターにとってなかなかに満足できた。
初っ端、バンドではないとはいえ
NOROSHIで男気を見せられエイトの渋さが見られた。
他グループがキラキラしているのも羨ましいが
それとは違うエイトの男らしさが十分でていた。

そしてキスマイさんの「Everybody Go」を
歌わせていただいたエイト。情報を聞いた瞬間に
「ローラースケートで滑るんやな」とは思ったが 
まさかキスマイさんのお衣装をまでもお借りして
忠実に再現した上で面白く魅せてくれるとは
なんたることだ。期待以上だ。

ヤスは仮装なのかと思っていたが
玉森くんの立派なお衣装だったとは大変失礼した。
こんな中でも歌いあげようとする亮ちゃん、
でかい身体で転ぶ忠義さん、とにかく転ぶマル、
そして張り切りすぎて転ぶしんちゃんに
そこに転びそうになって支えにするヨコ…
そして歌いながらも「無理するなー」と
声をかけ続けるしぶやん。全てが自然で微笑ましかった。

その後、紅白後半に見たハデハデジャケットで
久しぶりに関風を歌うエイトを見て少し落ち着いた。
ここでまたワチャワチャ歌えば賑やかしにしかならないが
哀愁漂う関風を軽く踊りながら歌ったのも良い。
こうしてエイトのいいところが存分にでたと思う。

が、いつの日かバンドエイトか全力ダンスのエイトも
こうゆう場で見たいものだ。他Gがいる前で
隠し持ったアイドルらしさを存分に出して欲しい。

そして今回たまらなかったのが大好きな岡田師範が
「前向きスクリーム」をぎこちなく踊りながらも
歌ってくださったこと。
いやー嬉しかったー。こうゆうのがまた
カウコンの贅沢で嬉しいところなのよね。

だが最も興奮したのはその岡田師範が所属される
V6の先輩たちが東山さんとともに
5段上から飛び上がってバック転を決めた時。

ご自身の年齢を感じさせず美しく飛び
あの一瞬の演出に全力で挑まれる姿は
新年のアイドルの姿として何よりふさわしい。
カウコンという会場とTV放送の豪華さもあるが
その演出のハデさにだけ甘んじて格好つけるだけでなく
自らが全力を尽くして魅せる勇気が素晴らしい。

付いていって欲しいね、こうゆう先輩の姿を見て
エイトにも年齢とか関係なくアイドルとして
できる限りの美しい姿を見せて欲しい。

そんな興奮のカウコンで一つだけ残念だったのが
ヨコとしぶやんが含まれた酉年イレブンが
可愛らしいトサカをつけて登場したが
そこをもっとじっくり堪能したかった。
あれ?もしかしてトサカついてる??
やだ、酉年だから?あっ、ヨコとしぶやんがいる、
いやーん と思っていた間に終わってしまった。

その儚さがいいのかなー
色黒の翼くんの横でヨコの白さが引き立ち
誰よりも鶏に近かった。しぶい顔をしながら
ワンショットで抜かれたしぶやんの頭にも
ちょこんと乗ったトサカが可愛すぎて
あのトサカが欲しくなってしまった。

カウコンって本当に罪深い。
大勢のアイドルたちが集合して
あれだけの曲を聴かせる中に
エッセンスを効かせてくる。

たまに大きく期待を外した演出もあるが
(いつの誰がでて来た時とは言わないが)
エイトにとっても目標としていた舞台で
寿司になったり野菜になったりしつつ
歴史を刻んで来た大切な行事だ。

今後も1年に一度の華やかな集いとして
エイトらしさを魅せつつ
「やっぱりエイトが一番好きだわ」
という気持ちを新年早々に確認させて欲しい。


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