∞の庵

5人しかいないけれど、5人がいる

JAM LADYの合いの手の入れどころに迷走中

アルバムジャムが発売されてはや2週間が経とうとしている。
初動売上もこれまでのJBがトップだった記録を抜いて
順調な滑り出しだったとのことだが
自分の中でも銘板であるJBはやはり数字的にも
記録を残していたのだと違うところでも満足した。
(とはいえ数字とかよくわからないので詳細略)

だが何度か言った通り関わる方がビッグなのと共に
冠音楽番組が深く入り込んでいることが大きな要因だが
それだけではないエイトの音楽的評価がググンと上がったせいで
メディアでもこれまでにない取り上げられ方をされており
素直に喜んでりゃいいのにちょっと戸惑っていたのこが
ここんところの正直なところ。

そして正直ついでに言うと
最初にアルバムを聴いた時は少し物足りなかった。
それはどこまでも自分好みの身勝手さゆえで
例えるなら母親が料理番組でみた料理を試したが
初めて食べた私は何か一味欲しくて
ブラックペッパーをかけたくなった、みたいな感じ?

早い話が自分好みのパンチが足りず、
この場合、私の好みのパンチは野太い曲やダンス曲…
最近で例えるなら「象」のような男っぽさや
「勝手に仕上がれ」のようなバンドを期待させたもの、
激しく踊らせたくなった「Masterpiece」など
自分にとってわかりやすさが欲しかった。

なのでダンス曲をお願いした蔦谷さん作の「DO NA I」を聞いた時は
自分が想像したのとは方向が違うダンスだったもんで
あれれ?と思ってえらくスタート地点が後ろに下がったが
ジャムで紹介された作成工程を見て霧が晴れた。

ちょっと懐かしい曲調でありながら
歌詞がとにかくテクニック詰まってて
軽く聴き流すにはもったいないくらい。
そしてこれがリード曲で歌番組で披露される曲でも良かったのに
と思わせるほどエイトのダンスも可愛らしい。

なるべく最初から通しで聞いているつもりだが
この曲とリピを回数競っているのが「えげつない」。
「よっしゃーここからあげてくボルテージ」って言われると
素直に毎回気持ちが上がる。
うちわでどこまで乱気流が起こせるかも楽しみだ。

もちろんラップバトルかどうなるか…
おそらく初回の北海道では曲に忠実に行きそうだが
ただでさえフリーなマルに他より長めに尺を取っている分
まったく取集つかなくそうな予感もプンプンする。
対戦変えるのもありだと勝手に思ってもいるが
言葉が出てこずアタフタする様子もちょっと見たい。

だがラップバトルのようにはちゃめちゃばかりに見える中に
「一筆で描いた二つの円は大団円になって乱気流を越えて行くんだ」
なんて気の利いた歌詞が入り込んでいるのが小憎らしいよ。
ファンの心鷲掴みにきてやがる。

ファンとして嬉しかったのは
期待を裏切らずにかっこいい亮ちゃん作の「Traffic」。
このオシャレな疾走感と相変わらず歌詞の中に
亮ちゃん独特の男の子の欲望と
燃焼しきれない自分のモヤモヤと上昇志向が入ってる。

そしてチラッと入れてくる
「選んできたルートは間違っちゃいないよな」なんて
自らの人生を振り返って見るかのようなフレーズが亮ちゃんらしく
楽器を華やかに重ねてくる音にも期待させられる。

そしてとてもはまった「ノスタルジア」。
私にとってはちょっと苦手なバラードをかき分けた先に
この味のある曲があってとても嬉しい。
年下4人が誰がメインという訳でもなく
皆んなが伸びやかに切なげに優しく歌い
さすがのハモリを聴かせる名曲となるとみた。

あまりに好きな曲になりそうで
コーラス部分で絶対に言葉は違うだろうけれど
「ウオッホッホー」と一緒に歌いたい衝動に駆られて困る。
なのにどこか「純情恋花火」のその後のような切なさもあって
いろいろ思い出して夏の夜空を見上げたくもなるよー…

…と、全体の感想書こうと思ったのにえらく長くなった。
結果、4曲しかかけてねーし。
前に触れたことのある曲は省かせて頂いたけれど
お兄ちゃんたちの曲のこと等は
ライブで見て涙して長々語ることになりそうだから
その時まで楽しみにそっと置いときます。

あ、「JAM LADY」は正しい合いの手の場所がわからず
かなり聴きながら戸惑い中…
もしくはこのままだと合いの手入れすぎて
忙しくて落ち着いて聴いていられないかも…

必要以上に「アッハン」ゆうてるおばさんがいたら
それは多分私です。


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