∞の庵

5人しかいないけれど、5人がいる

「バナナジュースもお好きでしょ」みたいな歌を歌うのはどうだろう

ジャムで石川さゆり様の歌声に魅了され涙した古田支配人を見ながら
そのあふれる熟女の魅力と女子力に脱帽した私。
あれほどに色っぽくて、なのにキュートで
最終的に歌で酔わされてはそりゃ男はたまらないでしょう。

特に進行していたしんちゃんは、恐れずに言うと
しっかりとさゆり様の獲物になっていたように見える。
古田支配人を中心に作成された「ウィスキーがお好きでしょ」の
自由な世界観をみて「どうしよう~」と言いながらも
頼るようにしんちゃんの腕をゆすった仕草はまるで
社長だった主人が亡くなったお葬式で喪主を務めるのに
注目されることに快感を覚えつつも弱い部分も見せておかねばと
イケメン秘書に甘えたかのように見えた。← 全力で褒めてます

そしてもう一つ、捕えた獲物を惑わせていたように見えたのが
しんちゃんはどう思って行っていたかはわからないが
「ずいずいずっころばし」をピンクねずみ風にしても歌えるという説明で
実際に「ずいずいずっころばし」の手遊びをしんちゃんと一緒に行った時。

しんちゃんが手を丸くして作った輪の中に
さゆりさまがスイスイと指を出し入れする。
童謡なのに見ていてニヤニヤしてしまう私はおかしいのだろうが
これが「アルプス一万尺」や「みかんの花咲く丘」などの手遊びならば
微笑ましいだけで、こんな気持ちにはならなかっただろう。

…調べてみたらやはり「ずいずいずっころばし」の歌は
多少大人な意味も含まれている解釈があるようだ。
それならつい意味深に見えてしまった私は当たらずしも遠からずだが
「動揺も歌い方によってはいろいろとアレンジできる」という例えだけならば
この曲をチョイスして手遊びしなくても良かろうに
あえてずいずいずっころばしたのだからこちらはたまらない。

しんちゃんが社長秘書に見えたのは
ホワイトボードの前でみんなが言う妄想をせっせと書いて
尽くしてくれていたのも要因だ。
みんなの妄想は楽しく広がっていくのに
それを一人真面目に文字にしながら
「ちょっと待って!もう追いつけへん!」と叫んだしんちゃんは
実直さが出過ぎていてまぶしかった。

そんな実直秘書ならば当然
私の中で未亡人設定となったさゆり様にかかればイチコロ。
いつも以上にゲストに寄り添い目を少しうるませながら
完全にさゆり様方向に体も傾けているではないか。
こうしてイケメン秘書をとりこにしつつもたまにもっと強い刺激を求めて
古田支配人のようなヤクザも相手にする様子まで妄想すると
ジャンルの違う歌を歌うのもいいけれど
やはり妖艶な演歌を歌っていただきたいなと思ったね。

どうだろう、「別れても好きな人」を歌ったロスインディオス&シルヴィアのように
男女一人ずつのメインボーカルに男性コーラス付の体制をさゆり様とエイトで組み
男女の複雑な気持ちをドロッとしたジュースに例えて描いた
ちょっと懐かしい昭和歌謡をヤスと亮ちゃんで作ってみては。

曲名は「バナナジュースもお好きでしょ?」。
「バナナジュースお好きでしょ?それでいいの~朝は~」みたいな歌詞にして
さゆり様の「しょ」を連発させるのだ。
さゆり様が所属するテイチクともまたお仕事ができて楽しそうだけどな。

そしてこの日、しんちゃん以外にも私目線で大活躍に見えたのが
相変わらず直感の一言がキレている忠義さん。
いろんな方に声をかけて曲を作ってもらっているというさゆり様に
「曲、作れるんです、彼も」と俺節だけではないヤスを全面推しした時は
よくぞ言ってくれたと褒め称えたいくらいだった。

なのにさゆり様が曲の世界観や人物像を考えながら歌っているという
大切なお話しているのに
「(作詞家に)それどう思うって言われてもな」「わっかれへん」
と自分にはム~リ~というお気楽発言でとがった笑いを放り込む。

「ウィスキーがお好きでしょ」を聞くのに
「ウィスキー用意してもらっていい?」とスタッフに声かけたりもしていたが
考えたらベタ中のベタだけど誰より早く言うところがまた技能的だ。

ジャニ勉リニューアル時に昔は同じギャラ分仕事していないと
しんちゃんに言われたと言っていた忠義さんだが
昔から鋭かった呟きがボケにもツッコミにもとれる意味を持ち
間違いなくトークの中でも活躍の場が広がってきている。

特にジャムのようにヒナ壇で座っているだけのお仕事では
その破壊力のある一言は重要で
カメラをエイト側に向けさせるポイントとなるから
これからもどんどんその呟きを鋭く磨いていって欲しい。

ジャムは「津軽海峡冬景色」をエイトが伴奏するという
驚くべき内容だった。
ここでしぶやんが一緒に歌うとか
天城越えを歌われているバックでエイトが艶やかに舞うとか
そんな単純なコラボじゃなかったところがジャムらしい。

「確かな技術とハートがないとあれだけの表現はできない」と
うるうるしながら言った古田支配人にはただただうなづける。
特にさゆり様が「体の中を通す歌」と言った表現はすばらしかったな。
単に耳から「聞こえてくる」のではなくその歌を体の中に通すことで
聴き手が体現して感情を揺さぶられるんだけど
それにはおっしゃる通り「確かな技術とハート」がいるんだろうな。
いい勉強させてもらったね。

そしてトークの最後にまでも
「ベースを一番聞いている」と一言加えてマルを落としてしまうところが
さゆり様のとことん男を立てる術なのだなと感心した。
時にボディタッチで攻め、時に仕事を褒め、
最後には自らの歌で魅了させるお姿にエイトだけでなく
女としても見ているだけで勉強させて頂いた。

私も「しょ」を巧みに操り
せめて重ねた年の分の魅力が出せる女を目指していきたい。


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