∞の庵

5人しかいないけれど、5人がいる

ヒナ壇からUnlockするその日まで

大知くんと小春ちゃんの素晴らしい即興ダンスに
口をあんぐりしながら感心して見た先日のジャム。
大知くんがすでに歌を歌いながら踊るレベルではなく
ましてや小春ちゃんがでてきたらもうそれは
音楽番組で紹介する次元をはるかに越していたようにも思えた。

言葉で表現するには難しい技術を
言葉で習得しているのではない小春ちゃんのすごさは
言葉では理解しがたい。
ましてや雄弁ではない上に褒められると照れる小春ちゃん
すごさをとうとうと語ってみせたこれまでのゲストとは違って
何がどうすごいのかよりはむしろ存在がすごい事しか伝わり辛い。

そんな中、決して付き添いではないはずの大知くんが
春ちゃんのフォローをしてすごさを説明するという
大きな役割を果たしてくれた。
特に即興ダンス振付の最中では
大知くん自身も考え中で大変だろうに
都度番組の進行を気遣い、今何をしているかを解説しながら
春ちゃんの感性を活かすことを同時に進めていた。

結果、あれだけ歌えて踊れるのに
謙虚で優しく気遣いができるアーティストとして
より三浦大知くんを好きになる要素が増えることとなった。
やっぱり、大知くんはすごい。

音楽の話ではないから余計にエイトが入る隙がない。
せっかくの大知くんと小春ちゃんのダンスが見られるのだから
ぜひエイトにもご教授頂きたかったが
相手が専門的であればあるほど傍観者となる傾向にあり
ヒナ壇に座るだけになっていることが悔やまれる。

今や「関ジャム」は音楽番組でかなり注目される立場となり
普段は聞けない話ができる貴重なプログラムが組まれる為
そのクオリティを保つためか
プレゼンターとしてエイトが登場することはなくなってしまった。

せめて当初のように
エイトが交代でゲストをご紹介する時間が持てれば
もう少しトークに参加できるのだが
春ちゃんが言葉にできない気持ちの部分を
突っ込んで聞き出せるのは事実上しんちゃんしかいない。
むしろそれができるしんちゃんがすごいのだが
しんちゃんにもその他メンバーにも
こちらが求めるものがものが足らずに寂しくなる。

だがそんな寂しさが吹っ飛ぶほどの
カッコいいジャムが毎回みられるから
それまでの多少の物足りなさが薄れてしまい
それはまるでずっとほったらかしにされていたのに
急にお前だけの時間作ったで的に愛でられ幸せに浸り
すっかり手の平で転がされている愚かな女のようだ。

今回のジャムは事前に散々紹介された「Unlock」だったので
エイトの演奏もハードルが上がっただろう。
正直、前の「EXCITE」の方がロックアレンジが効いたので
バンドとしては表現しやすかったのではと思ったが
今回もとてもクールにきまっていた。

演奏の前に大知くんと小春ちゃん
エイト皆に握手を求めに行ってくれていたのがとても嬉しかった。
そしてマルのソロで聞こえるベースや
印象的にシンバル鳴らす時の伸びた忠義さんの腕
しんちゃんの鍵盤を滑らせる指や
しぶやんのダンスを見ながら歌う集中した表情にうっとりした。

トーク部分でももっとエイトが活躍して欲しいが
今はまだ待つしかないのかもしれない。
それだけ番組が育ってしまったのだ。

いつの日か
エイトがヒナ壇からUnlockされて
転げ落ちんばかりに前へ出てくる日が来ますように…


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