∞の庵

5人しかいないけれど、5人がいる

ヤスがのばしてくれた手を絶対に離さない

セブンイレブンのキャンペーンが始まり
ご機嫌に朝から店舗巡りをして
複数のおにぎりを抱えて帰った2日の夜。
友人からLINEがきたのでセブンのことかな~
なんてのんきに思いながら開いたら
それがあまりに慌てたLINEで内容がさっぱりわからず
でもとにかくヤスに何事かがあった事だけが伝わった。

不安な気持ちのままパソコンを開いて6人が神妙に並ぶ中
ヤスから発される言葉の一つ一つを漏らさず聞いた。
「なんだよ…手術したって…しかもそんなに前だったなんて
全然知らなかったよ。そりゃ知らないのは当然だけど
でもいつも変わらず笑顔でいてくれたから
全然、全然知らなかったよ」
届くはずもないのにヤスを凝視しながらそうつぶやいてた。
そして知らなかったことを情けなく思うくらいに
友人のようにいつも心近く思っていたことにも気付いた。

あまりの驚きで息を吸うことも忘れそうになったけれど
どこかで「そうだったんだ」と納得する気持ちもあった。
タイミングを見計らって今まで黙っていてくれたこと
今までしっかり仕事をやり遂げてきた精神力とファンへの思いやり
そして仲間を思う強さに涙が止まらなかった。

昨年の2月に手術を行った後に「俺節」を演じていたとは
まさに命を削るようだったのだ。
そしてその後明るく元気にライブで姿を見せてくれたけれど
それが決して当たり前ではなかったことを知り
改めてヤスが生きていてくれてよかったと神に感謝した。

本当に。本当に生きていてくれて良かった。
良性だから、発見が早かったから、ということだけではなく
とにかく「安田章大」という存在が無事でいてくれて
本当によかった。

だけど、無理矢理飲み込んだはずのすばるへの思いがよみがえった。
しかもその思いは仲間が大きな手術を行った後なのに
なぜグループを去る決心ができたのだろうという
これまでとは比べ物にならない理解しがたい疑問になった。

なぜ、ヤスのそばに彼はいないのだろう。
なぜ彼は去っていくのだろう。
だけどヤスはその思いも含めて辛い思いをさせたことを詫び
6人になる関ジャニ∞のそばにいたいと思う私たちを
安心させたい思いで7月からのライブには立ってくれるという。
だけどまた彼の命を削るようなことはさせたくないし
今は身体を治すことを優先させてほしいと思っていた。

そうしたら、昨日の夜中に「ボク。」が更新された。
ライブに立つことも、私たちの気持ちも
自分の身体のことも全て含めてライブに立ちたいのであって
そのことで気持ちを荒らすようなことが
あってほしくないという。

いつも早寝早起きの私が
何故か2時頃に目が覚めたのはサッカーのせいではない。
何かのタイミングだったのかもしれないし
確かに気持ちが落ち着かずに眠れないでいたから
無性にヤスの言葉をもっと求めていたのかもしれない。

その偶然と効果はテキメンで、ヤスの言葉を読んで
横になりながらまたも涙があふれた。

もう。
今年は何度こんな涙を流せばいいんだろう。

いや、でも明らかにあの時とは違う種類の涙だ。
ヤスは一生懸命に私たちの手を取り
一緒に先へ連れていこうとしてくれていて
その思いはとてつもなく強い。動画で伝えてくれる時も
手を繋ぐ相手としては見えないはずの私たちが
まるで一個体として見えているかのように語りかけてくれた。

このヤスの思いを信じずに何を信じるというのだ。
彼がのばしてくれるあの手をつかまずにはいられない。
だって私たちはエイターなのだから。
すばるの脱退を悲しみ、苦しみ
身体も痛めて心身ともに辛い中
それでもファンの気持ちを一番に心配してくれたのだ。

もう自分にとって何が大切かがよくわかった。
すばるの「最後」を憂いて惜しむよりも
ヤスの完治を祈るほうが
私にはずっとずっと大切だ。

決して無理をしないでほしいけれど
私たちを悲しませるようなことをヤスがするはずがない。
だから、きっと大丈夫。絶対に大丈夫。
ライブに立つヤスを思い切り愛でよう。
6人になる今、これ以上の不安をさせないためにと
今のこのタイミングに発表してくれたことにも意味がある。
だから一緒に、元気に明るく戦っていこう。

動画で一生懸命説明して思いを伝えた後
「しゃべりすぎたかな」と言いながらメンバーの顔を
振り返ってみているヤスがあまりにも愛おしくて
厚かましくもギュウと抱きしめたい気分だった。
今はこの事実から逃げない為に
そしてこれ以上すばるのことを憂わないために
時間があれば動画を見て、「ボク。」を読んで
ヤスの思いを刷り込んでいる。

これからもずっと関ジャニ∞は続いていくと言ってくれた
その言葉を信じて
そしていつか「この時は本当につらかったね」と
誰もが笑って話せる日が来るのを信じて
そしてヤスの身体が完治することを祈りながら
ここんとこ毎回言ってるような気がするけれど
やっぱり夏をキラキラした気持ちで楽しみに待ってる。

ヤス、ヤスはいつでも100%だよ。