∞の庵

5人しかいないけれど、5人がいる

丸山隆平の「告白」

翔様が司会の「THE MUSIC DAY」をオンタイムで見た。
とはいえ夜の部の「ジャニーズシャッフルメドレー」からだが
城島リーダーが「シャッフルするぞー!」と雄たけび上げた時に
一瞬だが思ったよりジャニーズの数が少ないなと訝しんだ。

亮ちゃんのキンキ様の「硝子の少年」に始まり
忠義さんのカツン「Real Face」と何事もなく進んだ後
またもや城島リーダーの「ほな行きまっせ〜」という
いつもとは違うセリフから始まった無責任ヒーロー」では
キラキラアイドルが踊るとこうなるんだなーと
またいつものうちのとは違うダンスに感心しながらも
周りよりも嬉しそうに踊るジャニストの重岡くんに癒された。

嵐様の「Smile Again」で登場したヨコの横には
今回急病で剛くんが出演できずにピンチの光一様が
太一くんに肩を抱かれて「多分ピンチに強い〜」と歌い上げる様子は
致し方ないとはいえエイト的に美味しいところがなく寂しい。

だがとにかくみんなのビジュアルが整ってるよな〜と思っていると
そのままメインステージにアイドルたちが集まってきて
やっと最初の違和感に気づいた…これ人数半分やん?
だからか、ちょっとあっさりして量的にも物足りない。
きっと後半に見所(マルとかしんちゃんとか)がくるだろうと
自分を励ましながら前半の綺麗どころを心にそっとしまった。

そんな私がエイト全員での登場時、歯茎を見せながら
ポーズをとるマルにいつも以上にワクワクしたのは言うまでもない。
マルに「マルちゃんやりますよ〜」 と声をかけた翔様に
お待たせしましたーと声もかけたかった。

歌のスタンバイに行くのに「マルちゃんよろしくね」と翔様に言われ
なぜかスタンバイに行かずに自分の出番だと思い翔様の元に駆けつけ
「僕の翔くんは仕事ができます」 というもカメラに抜かれず
「翔くんまたね〜」と去って行ったマルだが
短い時間ではあるが翔様とのこのやり取りはかけがえない。

初披露の「奇跡の人」は想像以上に難しい曲。
メインで歌う周りに合いの手入れてひとくくり。
そのやりとりがお互いについて語る歌詞ではない分
勢いで乗り切ることもできず、
しみじみ呟く歌い方にまだまだエイトとしては
噛み砕かれていない気が少しする。

でもドラマの主題歌として流れるとほっこりしそうだし
これから歌い込めば味が出てもっとらしさも出るだろう。
エイトの力量によって化けそうななのが恐ろしい。
最初に予定ないところで漏れたメンバーの「はぁ」に
苦笑いする亮ちゃんが可愛くて、
その雰囲気がこの歌の良さなんだろうなとも思った。

2曲目の「なぐりガキBEAT」は
黒スーツで華麗に舞うヨコが門前にしか見えず
あまりの麗しさにため息が出た。
あの妄想歌劇を経て立ち振る舞いにより色気が増した気がする…
いや、門前が中に入り込んで今のヨコを形成しているのかもな。

そして後半の「ジャニーズシャッフルメドレー」。
ジャンプくんの「Ultra Music Power」のダンスができているか
ニヤニヤしながらマルに注目していたら
あの知念くんのキメ歌詞「風を切れ〜」を
単独で歌わせていただいたではないか。

これはもうエイトの担当パートとしていただいたと思いたい。
そう、以前はしぶやんも担当させていただき
全く知念くんの可愛さを思い出させないほどの目力で
ガラ悪く風を切らせずメンチ切らせた過去がある。
今回マルはお隣の美しいキスマイ藤ヶ谷くんに肩組みながら歌い
一瞬迷いもあったか、声が裏返った瞬間もあったが
まさにこれが私が待っていたジャニーズシャッフルメドレーだ。

他のジャニアイドルとともに他のGの歌を歌い
かっこいいダンスや歌をチョイかじりする。
長瀬くんがタキツバの「Venus 」を踊るのは一般的に見所だが
キラキラ可愛く踊るヤスがちょっと手振りを間違え
軽く首を振ったのが私にとってはメインだ。

V兄さんの名曲「WAになっておどろう!」を
他の皆さんよりいい声で上手に歌い上げるのに
他の皆さんのようには動けず小股でごまかしていたしぶやんだが
タイミングよくクレーンカメラがターンしていったので
世間一般には歌が上手いしぶやんだけが記憶されただろう。

SMAP様の「オリジナルスマイル」を歌うしんちゃん。
山車から移動しつつで見せ場としては盛り上がりに欠けるが
最後、軽いステップからくるりとターンして片足を前にしたまま
今年の24時間TVのパーソナリティ3人を出迎えた背中が美しく
背は決して高くないのになぜこんなに足が長いのかと
改めてスタイルの良さにうっとりした。

最後の歌をメインステージで全員で歌いながら
このまま終わるんだろうなと思っていたら、その時がやってきた。
24時間テレビのテーマ「告白」をさらっとまとめるかと思ったら
バードが「みなさんの中から一人に告白を一つ」と言いながら
マルを指名した瞬間、長い番組の中で山場を迎えたといってもいいだろう。

マルが大勢の前で滑るだろうことも一瞬予測した。
だがマルならばやり切ってくれるだろう、
いやこの中ではマルしかいないという確信もあった。
指名されて驚きもせず臆することなくハイと答えたマルは
「私この会場内に愛してやまない人がいます」と宣言した。

はい、しぶやんでしょ?とは思ったが
あそこまで面白くなるとは予想だにしなかった。
後ろにいるジャンプの圭人くんがちょっと訝しむ表情が美しく
その前を横切って「愛してやまない渋谷すばるです」
紹介されたしぶやんが気の毒だがこちらの気分は最高潮。

何ってこの状況でマルに「愛しているよ」と顔を寄せられながらも
冷静に「みんな見てね、24時間テレビと言えるしぶやんがすごい。
言われた相手が戸惑うだけでは言った本人は浮いて終わってしまうが
その後別のカメラに向かって手を合わせて謝罪するしんちゃんが
最後に映るのもうちの子達のいいところ。

マルが一人で天才的にフリースタイルしているようだが
きっちり役割分担してフォローと後片付けまでする団体芸なのだ。

関ジャニ∞が大きくなったなーとこうゆうときに感じるのは
間違いではないだろう。
カウトダウンも含めて事務所Gが集まるとき
どこか異種で必死さだけが目立っていたが
中年クラスとなった今、しっかりと自分たちの立ち位置を確保して
その役割が有効活用されていることを実感する。

朝のマルプラを見ていたためかマルの告白と聞いて
おでこ上げながら「薄毛を噂されています」とか
言ったらどうしようかとも思ったし
もしかしたらあの場では翔様を愛しているとい言った方が
番組的には良かったかもしれない。

だが関ジャニ∞としてグループ魂を貫くマルは
真実を告白したのだと思っている。
マルのいいところはいつでも臆せず全力でピュアなところだ。

ありがとう、マル。おかげで大変楽しかった。


∞ブログ更新のお知らせは
Twitterでも行なっていますので
お気軽にフォローミー∞