∞の庵

5人しかいないけれど、5人がいる

ブリュレを単純に嬉しいと言えない自らの闇と愛を分析

在宅勤務だった金曜日。
Mステならオンタイムで見られるだろうと
余裕だったはずが、ギリギリチョップ。
でもとにかくこの為に頑張ってきたのだ
疲れた体にナマエイトがとにかく沁みる。

有名曲だとうっかり紹介した
何故かワンレングスボブに近づくマルに
苦笑いしながら突っ込むしんちゃん。
忠義さんの強めに当たったパーマも気になるが
真ん中で金色に輝くヨコも気になる。
連載された新聞記事で
改めてヤスの病気のことを読んだためか
元気でニコニコする様子に反比例して
これから激しく躍る負荷が気にかかる。

Mステでダンス曲は6年ぶりだというが
ファンにとってはこの曲は馴染み曲。
だが有無を言わさぬ高揚感はやはり
この曲をMステで、生でみせるという事実と
何より、5人でこの曲を歌い直すという
関ジャニ∞のファンへの愛が伝わるからだ。

事前にインスタでこの曲を選んだ理由を述べ
一人一人にフューチャーして練習風景を見せ
仕上がりを少しずつ披露していったのも
愛する息子が学芸会で披露する大役に重責感じ
毎日家で練習するのを見守るなんとも言えない
親の気持ちも感じさせたのも罪深い。

歌も振りも変わらないが
歌わりもフォーメーションも大きく変わるのだ。
うっかり昔はこうだたったと寂しく思わせる隙もなく
5人が一生懸命に取り組む姿には愛しか感じない。
ライブができないからライブ感を見せたい、
ライブができないからライブの人気曲見せたい、
そしてそれを5人が新たに挑戦する姿として
見られる幸せをファンは感じてこの日を迎えたのだ。

赤い衣装は色気があり
ライブでの炎の演出を思い出させる。
まさかの歌い出しのヨコの色気により
激しいだけではない大人曲に変えさせた。
山田のハーモニーは安定感しかない。
この二人が支えてきた土台があるからこそ
これからも変わらずエイトの歌が成り立つし
エイトの底力はやはりここにあったと思い出させる。

MCがメイン業務だと思われがちなしんちゃんが
スマートにダンスを躍る様子が映ると誇らしく
センターでソロパートを歌う忠義さんはもう
誰もが認める関ジャニ∞の顔となった。
5人のエイトがどんどん確立していく。

最後の体を反らせた決めポーズでは
ベタだが一人拍手喝采だった。
複雑で深い嬉しさが込み上げたが
もうそれでしか気持ちは表せなかった。

もちろん大好きな「ブリュレ」を
TVで見られたことが嬉しい。
だから盛り上がるのはわかるが
この時のブリュレが好きだったと
昔の映像を貼って広める人の気持ちは
今の私には1ミリもわからない。

今回のブリュレが嬉しかったのは
こんな時だからとファンのためを思い
あえて選んだダンス曲で
昔から馴染みの曲のはずなのに
5人でやりなおしている様子を見せながら
一緒にこの日を迎えたことが嬉しいのだ。

これが嬉しいからといって
昔のブリュレを見直せるほど
私の気持ちは広くない。
辛くて昨日の5人のブリュレを
朝から何度もリピートしている私の闇は
まだまだ深い。

だけど、5人の深い愛は何より感じ
作っているはずのアルバムへの期待は増すが
5人が充分に頑張ってくれているから
もう必要以上に焦らしたり、不満言ったり
他Gと比べてうらやんだりすることは
意識的にやめようと思う。
無意識に思うことはあっても
彼らを悲しませたりすることはしたくない。

エイト、お疲れ様でした。
思いがけないブリュレ、美味しかったです。
本当に本当にごちそうさまでした。

ただ、一つ、Mステさん。
一般人にインタビューする時間があるなら
歌をフルサイズで聴ける時間にしてください。
歌は2番もあって繋がるもの。
一曲歌って踊って歌手をぐったりさせるくらい
じっくりと時間をとってほしい。

歌った後に、じっくり感想聞けるくらいの
歌と歌手だけに特化した番組になって頂けると
YouTubeにも負けないコンテンツになると
信じて疑いません。