∞の庵

5人しかいないけれど、5人がいる

「あなただけのもの~」で見つめ合う福山様とヤス

家族になろうよ」というヒット曲を生み出すも
この方が家族を持つ現実が信じられないし信じたくないという思いを
改めて強く抱かせてしまった後に家族をもたれたことで
明らかに失望した女たちがたむろする中
周りが貼ってた独身貴族のレッテルをはがして
新しいお姿をみせておられる福山様が関ジャムに来て下さった。

開口一番「関ジャム、見てます」の一言には私ですら小躍りしたが
さすが人をオトすテクを良くご存じだ。
玄人さんが喜ぶコアな内容を一般にお届けしていて
「よく(番組が)続いているな(と思う)」という感想は
関ジャムを正しく見ておられるからこそのお言葉で
何よりの褒め言葉だととても嬉しかった。

お話はさぞかしそのスマート&クールさで圧倒されるのだろうと思っていたが
人間味あふれる発言が多くて大変惹きこまれた。
姿かたちが美しいことはもちろん、俳優も歌手も作詞作曲もされ
趣味も多くトークも上手くオシャレなエロも持ち合わせるという
人格としては最強と言ってもいいほどの福山様だが
改めてその才能を持つ身としての葛藤が多いというのも辛い。

人生思い通りだろうなとゲスな目で見ているのが恥ずかしくなるほど
自己研鑽にはげんでおられるんだな。
「(生みの苦しみが)いつか楽になると思っていた」というのは
生きているとそれなりにそれなりのレベルで誰しもが思うけれど
完ぺきに見える福山様もいつまでたっても楽にはなれず
もがくのだと思うとどこかホッとする。

だが、もがき苦しむからこそアートが生まれる。
「物を作っている人はネガティブであって欲しい」と言った
古田支配人の言葉には大きく頷いたしその時ばかりは
白くぼんやり輝く支配人の素足も大して気にならなかった。
年齢と共に進化しようとされているからこそ
だからこそ素晴らしい歌や演技が生まれるし
だからこそ長く広く愛されておられるのだろう。

このように大スターのいい話にお腹いっぱいになった私なので
エイトの発言や表情が少ないことにも納得がいき
このような日はしかたがないとあきらめていた。

だが、そんな時ですよ、
ラブソングの作り方の説明をされていた際に福山様が
「ラブソングは最初から答えが出ているエンターテイメントなので」と聞いて
小鼻を膨らませながらうんうんうなづき納得していたヤスを見て
「深くうなづいている」とニコニコしながらヤスに声をかけて下さった。

ああ…進行のしんちゃんやポイントゲッターの古田支配人以外で
自分から距離のあるところに座るヤスの動きに目をやって下さったのは
福山様が優しいからなのか、福山様までも虜にするヤスの魅力なのか、
どちらが強いかはわからないがいずれにしても
そんなちょっとしたやりとりが嬉しくてお二人共にキュンとした。

同じようにラブソングを作るのに苦労した際
プロデューサーに尋問されるように自分の言葉を紡いでいった経験を話すと
「そんなやり方もあるんだ」と感心して思わずつぶやいたマルを見つけて
持っていたギターをわきにおきながらも
「あります」とハキハキ答えて下さった福山様。

こうゆう瞬間を見つけると
確かに、福山様のお話がたくさん聞きたいから
大きなテーマで掘り下げてもいきたいけれど
もっとラフな感じで福山様をエイトが囲み
自由に聞きたいことを聞ける時間も欲しいと思ってしまう。

到底マルが福山様のモノマネするの得意なんですよ~
なんて言える雰囲気でもないし
忠義さんがこのあいだ優君と3人で飲みに行って楽しかったですね~
なんて言えるタイミングもない。

そんな場ではないことはわかっているけれど
ついご本人の前でモノマネを披露して汗だくになるマルや
きっとあったはずのお粗相を福山様にバラされる忠義さんが
ちょっぴり見たかったなんてワガママでごめんなさい。

しぶやんのことを「渋谷さんは稀代のシンガーですから」と
しっかり「シンガー」と表現して下さった上で
「あまりうまく歌わないでね」とかわいく流す福山様。
恐縮するしぶやんだったが一緒に歌った後言われるのではなく
渋谷すばるを認識して下さっている上での評価であるのが
また大変気持ちがいい。

ジャムさせて頂いた「milk tea」は大人気曲で
機会があれば女性目線の歌をしぶやんに歌わせたいと目論む
私たちとしては嬉しい選曲だったが
つい「コーヒーブレイクを作ったしぶやんがmilk tea。ププ」等と
つまらないことも頭をよぎってしまう。

福山様の歌い方の印象もあるからなのか
いつもより口を開けずに、抑揚もつけすぎず
音程以上に低めに歌っているように見えるしぶやんは歌に入り込んでいて
そんなしぶやんを気遣いながら時に微笑みながら福山様も歌っている…

だが時に微笑みは逆側に向けられている…と思ったら
同じくギターを奏でていたヤスが福山様に熱い眼差しを向けており
そのヤスに対して微笑んで下さっているのを目撃した。

なんと微笑ましい…そして二人が「あなただけのもの~」
の歌詞で目を合わせたのももう偶然ではない。
歌詞の意味も相まってか「こりゃ恋に落ちたな」と思ったが
それは決して安易なBL等ではなく
なにか、もっとこう、新しい師弟関係のような、
男同士の美しい線が太く短くつながった気がした。

音楽や映画、ドラマと様々なジャンルをこなすエイトだが
それも7人いるからこその才能の結晶。
「多くの人に聞いてもらいたい」から取り組む曲作りの観念にも刺激され
誰もがうらやむ才能に甘んじることなく自己研鑽する福山様に
多くを学ぶことができだろう。

これをきっかけにいろんなジャンルでご一緒できるチャンスを願って
そしていつかジャニ勉のようなラフなトーク番組で
全員とゆっくりお話しできる日も願っている…


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